REPORT

まちなかエリアリノベーション

2019年6月9日

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長野市中心市街地活性化協議会は6月9日、公益社団法人長野県建築士会ながの支部の協力のもと、「勤労者女性会館しなのき」にて「第2回まちなかエリアリノベーションワークショップ」を開催しました。

 

このワークショップでは、注目を集めている「エリアリノベーション」という手法により、市街地の空洞化に歯止めをかけ、さらにはかつての活気を取り戻すことを目指します。

「リノベーション」とは、住居や店舗を改装することで新たな価値を加えること。それをまちレベルにまで広げ、エリア全体の賑わいを取り戻そうというのが「エリアリノベーション」の考え方です。

まずは第3地区をステージに新しいテナントを1~3 店舗展開させ、そしてそれらが起爆剤となり、まちなか全体に新しい風を起こすことを一つの目標とします。

 

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開会式では、主催者として、長野市中心市街地活性化協議会・越原照夫タウンマネージャーが「新築だけのまちはつまらない、今回のエリアリノベーションでは、歴史を生かした多様性のあるまちづくりによって、まちなかの活性化を目指していきたい」と事業の意図を語りました。

 

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続いて、公益社団法人長野県建築士会ながの支部・土倉武幸支部長が「前回のワークショップをふまえて、建築士会と信州大学工学部の学生の皆さんとで妄想を含めた多様な提案を作ってきました。それをもとに皆さんとさらに面白い発想をしていきたい」と挨拶。

 

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公益社団法人長野県建築士会ながの支部・久米えみ副支部長が一日の流れを説明。

 

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午前は、「ポスト平成時代の地方都市とまちづくり」と題し、信州大学経法学部・武者忠彦准教授が講演。他都市や善光寺門前の事例をもとに、高度経済成長時代の「プランニング」(工学的思考)から持続可能な都市を目指す「アーバニズム」(社会科学的思考)のまちづくりへと時代が移り変わりつつあることを指摘し、「都市らしさ」を生み出すための「ストーリー」の重要性を語っていただきました。

 

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午後は、まず建築士会会員と信州大学工学部の学生が「こうなったらいいね まちなかプレゼンテーション」と題し、前回のワークショップで出されたアイデアをもとに、エリア全体と個別の空き店舗の活用案や地域活性化のためのイベントを提案しました。

 

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資金計画まで含めた空き店舗のリノベーションプランをプレゼンする信州大学工学部の学生の皆さん。

 

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歴史ある建物や小路など、「まちのお宝」を活用したまちづくりを提案。

 

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プレゼンテーションを受けて、「空き店舗活用」や「お宝発掘イベント」等の内容をグループで議論しました。

 

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まとめとして、グループでの議論を発表。「空き店舗の活用」では、飲食店、シェアハウス、寺子屋等、様々な発想が出されました。

 

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地域に集客の核となる魅力ある店舗が必要との意見も出されました。

 

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地元の小学校の皆さんも仲良く公園を活用したイベント案を発表してくれました。

 

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講評で武者先生からは、「事業の実現には、このワークショップに参加してくださった皆さんが主体的に関わっていこうという覚悟が必要」との指摘がなされました。

 

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一日を振り返り、閉会の挨拶をする公益社団法人長野県建築士会ながの支部・丹羽正道副支部長。

 

今回も前回に続いて充実した内容のワークショップとなりました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。