REPORT
西鶴賀エリアリノベーション
2019年2月21日
一般社団法人長野県建築士会長野支部は2月20、21日、「西鶴賀エリアリノベーションワークショップ」のための現地測量を実施しました。
このワークショップでは、注目を集めている「エリアリノベーション」という手法により、市街地の空洞化に歯止めをかけ、さらにはかつての活気を取り戻すことを目指します。
「リノベーション」とは、住居や店舗を改装することで新たな価値を加えること。それをまちレベルにまで広げ、エリア全体の賑わいを取り戻そうというのが「エリアリノベーション」の考え方です。
まずは「西鶴賀通り」に新しいテナントを1~3 店舗展開させ、そしてそれらが起爆剤となり、まち全体に新しい風を起こすことを一つの目標とします。
今回の測量では、企画会議のまちあるきで訪問した空き店舗4軒を再度調査し、リノベーションの実現に向けた図面起こしを行いました。
2月20日は、5名の会員が参加。久米えみ副支部長を中心に打ち合わせを行った後、二手に分かれて3軒の空き店舗を測量しました。
翌21日は、丹羽正道副支部長が空き店舗1軒の測量を行いました。
測量中には、参加した会員から「ここは、まちの集まりに使えそう」「「子ども食堂」が行えるのでは」等、エリアリノベーションに向けて様々なアイディアが出され、今後の事業実施に期待が高まる測量調査となりました。