壁塗りワークショップ
2020年4月29日
公益社団法人長野県建築士会ながの支部は4月29日に、「壁塗りワークショップ」を開催しました。
開催時間: 10:00~16:00
参加人数: 10名
マスクを着用し、風通しを良くし三密となる環境を避けるなど、コロナウイルスの予防も行いながらの作業となりました。
本日は、新しく打った柱と壁に塗装を塗るので、まず初めに床にビニールを張っていきます。
部屋の角など、細かいところから塗った液が漏れないようになるべくきれいに張ります。
ビニール張り終わりました。
さっそく、新しい木の部分に焦げ茶色っぽい色の塗料を塗っていきます。
壁と柱の上部から、木目に合わせて順々に塗っていきます。
みなさん丁寧に作業されて、きれいに落ち着いた雰囲気に仕上げていました。
本当は新しいのに、年季の入っている柱に見えます。
区切りのいいところで午前中の作業は終了。
午後はいよいよ壁塗りの工程に入ります。
未来の住居人、県立大生福島君の要望により、壁はコンクリート打ちっぱなし風に仕上げていくことに。
何種類かグレー系の塗料を調合していきます。
壁塗りの工程は5段階ほどありました。まずはじめに、壁に塗料前の糊を塗って乾かします。
その後、ベースとなる白っぽいグレーの塗料を2度塗りしていき、それが乾いたら、3色の塗料をビニール袋でコンクリートの風合いになるよう色を合わせていくという作業です。
1面ずつ順番に、コンクリート打ちっぱなし風に仕上げていきます。
隣の壁も様子を見ながら糊を塗っていきます。
すごい!だんだんコンクリートに見えてきました。
手つきも慣れてきて、職人技になっていきます。
隣の壁のベース色の2度塗りが終わりました。
コンクリート風に徐々に仕上がっていきます。
本日の作業はこの辺までで次回にやることに。
ペンキが乾く間、壁を張ってくれています。
ワークショップで家の内装がだんだん出来上がってきて、作業が楽しくなりますね。
次回のワークショップは作業の続きからとなります。