REPORT
まちなかエリアリノベーション
2020年2月8日
公益社団法人長野県建築士会ながの支部は2月8日、西鶴賀町でエリアリノベーションの実施に向けた調査を行いました。
「リノベーション」とは、住居や店舗を改装することで新たな価値を加えること。それをまちレベルにまで広げ、エリア全体の賑わいを取り戻そうというのが「エリアリノベーション」の考え方です。
まずは「西鶴賀通り」に新しいテナントを1~3 店舗展開させ、そしてそれらが起爆剤となり、まち全体に新しい風を起こすことを一つの目標とします。
今回は、設備業者の方にご協力いただき、主にリノベーションの対象となる建物のライフラインの現状を確認しました。
まずは、給排水設備の現状確認から作業を開始しました。
傷んだ畳を剥がし、床板の状況を見るなど、建物の損傷度合いも調査。
屋外にあるメーターの設置状況等も調べました。
給排水設備については、実際に水を流して入り組んだ排水管の設置状況をみる等、あらためて複数の建物を対象とした調査をすることになりました。
また、他の設備についても入居希望者の要望をうかがいながら、長野県建築士会ながの支部まちなか特別委員会のメンバーを中心に計画していくこととなりました。