REPORT

西鶴賀エリアリノベーション

2019年2月9日

一般社団法人長野県建築士会長野支部は2月9日午前10時30分から、2回目の「西鶴賀エリアリノベーションワークショップ」企画会議を女性会館しなのきで開催しました。

このワークショップでは、注目を集めている「エリアリノベーション」という手法により、市街地の空洞化に歯止めをかけ、さらにはかつての活気を取り戻すことを目指します。

「リノベーション」とは、住居や店舗を改装することで新たな価値を加えること。それをまちレベルにまで広げ、エリア全体の賑わいを取り戻そうというのが「エリアリノベーション」の考え方です。

まずは「西鶴賀通り」に新しいテナントを1~3 店舗展開させ、そしてそれらが起爆剤となり、まち全体に新しい風を起こすことを一つの目標とします。

今回は、周辺地区を含めたまちあるき、区長をはじめとした地元関係者との懇談およびデモワークショップを行ないました。

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エリアリノベーションの成功を目指し、開会の挨拶をする丹羽正道副支部長。

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午後に予定されている地元・周辺区長等との意見交換について説明する株式会社まちづくり長野・越原照夫タウンマネージャー。

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久米えみ副支部長が、丸一日にわたる今回の企画会議のスケジュールを説明。

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まちるるきでは、3つのグループに分かれ、前回より広範囲にエリアの状況を確認しました。

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午後は再び女性会館しなのきで、地元および周辺地域の区長や商店会関係者等との懇談と午前中のまちあるきをふまえたデモワークショップを実施しました。

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地元からは、第三地区住民自治協議会・湯本泉会長をはじめ、西鶴賀町の田中雄次区長、柄沢正秀田町区長、松下重信東鶴賀区長、高野弌夫緑町区長、西鶴賀町商店会・田中勲会長等の地元関係者が参加。それぞれのまちへの思いを語りました。※権堂町・柄澤洋一区長は急病のため、欠席

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「増え続ける空き家問題を解決し、地域の活性化を目指したい」と、今回のエリアリノベーションへの期待を語った田中雄次西鶴賀町区長。

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西鶴賀町商店会の田中勲会長は「商店会としても今回のエリアリノベーションに全面的に協力したい」と意欲的に語った。

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検討が進む権堂地区の再開発事業等をふまえ、「地域全体の活力アップを目指すべき」と語る柄沢正秀田町区長。

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遊郭等が存在した歴史を振り返るとともに、まちの将来へ思いを語る東鶴賀町の松下重信区長。

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駐車場の増加へ危機感を募らせる一方、マンションに建設により人口が増えつつあると、まちの現状を語る高野弌夫緑町区長。

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「地域の歴史をふまえたまちづくりをお願いしたい」と話す第三地区住民自治協議会・湯本泉会長。

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各区長や商店会等、地元の協力に感謝する土倉武幸支部長。

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各区長と地元関係者も参加し、エリアリノベーションで目指すまちのすがたをワークショップ形式で議論しました。

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最後にグループごとにエリアリノベーションで目指すまちのテーマを発表し、3月に予定する一般参加者を入れてのワークショップの実施に向けて意見交換を行いました。