2016.7.6 まちくらしたてもの会議「カメになりたい…」今後の遊休不動産活用事業の展開やいかに!?
2016年7月6日
2016.7.6
参加者13名
まちくらしたてもの会議(18:00-0:00!?)
「カメになりたい…」その心は…

「遊休不動産活用事業」というプロジェクトの現状を確認。それぞれの参加している目的、今年度の目標など確認しよう、という時間になりました。

新たにもうひとつ調査事業をはじめたい、とのこと。
現在、遊休不動産活用事業としての調査事業が2件、昨年度から継続して進んでいます。
築山さんの調査。
武者さんと信州大学の武者ゼミのみなさんの調査。
どちらも、「遊休不動産活用事例」について調べています。
つまり「空き家をいい感じに使っているものと、つかっている人のこと」など。なぜ長野市もんぜんまちエリアで、空き家の利用活用件数が多いのか、その秘訣を探ることが目的。「「成功の秘密」を探し出せたら、ほかのまちでもそのテクニックをつかって遊休不動産を活用していけるんじゃないだろうか。」というのが長野市まちづくり推進課とまちづくり長野越原さんの狙い。(ほんとうにもんぜんまちエリアでの空き家活用事例が多いといえるのか、成功という問題もありますが)
これから追加したい調査については、「遊休不動産それ自体についての調査」どこにどんな空き家があるのか。
もしこの調査プロジェクトにそれぞれ関係者が納得がいって(誰のことだろう?誰が納得したらプロジェクトがすすむのか、など組織形態と権力がどこにあるのか真子にはわかりませんが…)、調査に適切なひとがみつかれば、それから予算を組もう。という段階だそうだ。


第一ステップとして。空き家の実態調査、間取りを調べること。
「宅建協会や建築士会等がはいるなら興味あり」と倉石さん。
第二ステップとして。そのデータの管理と利用。だらが責任をもつのか・
「誰が管理するのか、というのがとても大事」と宮本さん。
さらに「どのエリアの空き家を調べるのか、という調査範囲も重要」と宮本さん。

空き家やその他古い建物をしらべ、平面図におこして記録する、という調査範囲をどこにするのか、という話。
「調査するのなら、権堂エリアですればいいんじゃない!?」
「それなら楽しそう」と宮本さんと倉石さんの意見が一致。
1、再開発で、もしかしたらなくなってしまうかもしれないまちの建物の記録、残しておく必要がある。
2、もし壊すことになった時にも、図面はやくにたつ
3、遊休不動産の活用案としてなにか提案できるかも
平面図がそろったら、たとえば一階平面図をみえるかたちにしてエリア全体を眺めてみる。建物単体だけでなく、複数個のたてものを合わせて縦横無尽に展開する使い方など提案できるかもしれない。おもしろそう。
だけど、長野市の前田さんからはNGが。
再開発エリア(いまのまちをこわして、あらたに大きな施設をつくる可能性の高いエリア)に、遊休不動産活用のお金はつかえないということ。

「まちの記憶、記録を残すことには重要な意義があると思う。税金のひとつの使い道としては意味がある」という宮本さん。
長野市まちづくり推進課の前田さんは
「それは市の仕事ですか?おらが村の思い出を残す、というのは、それぞれの村や町がやることで、市が税金をつかってすることではないと思います。」
村、町、市、県、国。
の境界線、責任分担などなんだか難しい。

税金の使い道、として
「遊休不動産の調査、MYROOMに調査内容もお金もまかしてみませんか」と倉石さんからの提案。
それはできない、NOとまちづくり長野越原さん。
「空き家の物件をみつけること、物件仕入れを外注としてMYROOMに委託、建物の現況調査を外注としてシーンデザインに委託というカタチを考えている。」とコシハラさん。
「外注するとして、物件仕入れ(古い空き家を見つけて、大家さんを探す)一件に対して35万から50万欲しい」と倉石さん
「それは高すぎる。その値段だったら外注できない」と長野市前田さん、まちづくり長野越原さんの意見が一致。


「まちくらしたてもの案内所でやろう」と越原さん。
だが、現在まちくらしたてもの案内所の運営をしている高島、真子、2人とも賛成できず。
越原さん、ここで帰宅。
一旦この話はストップすることに。
そして後半。

カメになりたい…とつぶやく前田さんの悩みをみんなで聞く会に。
「具体的な話はできないんですけど」と言いながら、抽象的な言い方で葛藤する胸のうちを吐露する前田さん。


というなかなか濃い会議でした。
すべて終わったら0時になっていました。
(真子)
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