REPORT

2016.2.17 まちくらしたてもの会議

2016年2月17日

2016.1.17 まちくらしたてもの会議

参加者14名

はじめましてのツキヤマさん(これから毎週来ます!と言っていました)と、MYROOMでインターン中の学生さん、山本梓さん(旅人、ライター、編集者、真子の友人) 、再びようこそ藤田さん(藤田九衛門商店)
田中さん、みやじまさん、山岸さん、たまちゃん、小林さん、こしはらさん、倉石さん、高島さん、宮本さん、真子

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(ガラスへの板書、日付間違えましたすみません。この日は2月です)

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魯桃桜の咲く会議テーブル。春のおとづれを感じながらの会議です。

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みんなでシェアするためにもってきたお菓子の紹介と、近況報告で自己紹介代わり。

例えば…今回初参加の旅するライターの山本梓さんは「富山のおばぁちゃんたちがつくっているお菓子ーかきあげ」を持ってきてくれました。

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今回初参加、築山さんは地域社会学を専門に研究し、大学で教えている先生。長野市に暮らしながらこのまちのことを研究しているのだそう。昨日参加した「攻めのコミュニティビジネス」というイベントのこと、その感想などを伝えてくれました。

「これから毎週来たいと思います。」

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「善光寺にむかう表参道の整備を行ったらどうだろう?」という提案がナノグラフィカのたまちゃんから。

建物の表面を覆っている「マスクのような部分」を取り外してみたい。古い建物の屋根の形などが見えてくるだけでまちの風景は随分素敵になるだろう。

大規模な再開発よりよっぽど、効果的だし、お金も時間もかからない…ほら、費用対効果もいい。こういう再開発事業だったらやる意味があると思う。と説明。まちなみ整備の提案。

▪︎

それにしても、古い小さな建物群をざっと壊して、巨大な建物をつくる…そういう「再開発」がいったいどうして、今も行われ続けているんだろうか?

という問いかけに対し、今まさに権堂の再開発にとりくんでいる方に言わせると「仕事がうまれる、雇用がうまれる」とシンプルな答えが返ってきました。

それならば、ちまちま再開発、ちまちま整備でも、「仕事、雇用をうみだせるよ、お金が動くよ」という仕組みにしたら、大規模再開発と肩をならべて見てもらえるようになるのかな。というのは真子の感想です。

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今日のなるほどー、そういうことがあるのね、大変だなぁと思った

豆知識

 

「長野市の建築指導課で「昔の法令集」の用意をする必要があるのでは?」

という提案、問いかけが建築士さんからありました。

(以下話の内容を聞いて真子が理解したことを真子の言葉で書きます。もし間違っていたら教えてください。)

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古い建物のなかには、建築基準法など現行法には合致しない部分のある建物が存在します。だからといってすぐ取り壊せとかそういう話ではありません。建てられた当時の法に従った、まじめな建築物であったものでも、その後、法令の改正や都市計画変更等によって、やむなく現行法に対して不適格な部分が生じてしまったという場合があります。「既存不適格」と呼ばれ、いろいろ多めに見てもらえるのだとか。

古い建物をリノベーションして用途を変更するなどして新たな使い方をしていこう、という時には、古い建物が「既存不適格」なのか(建設当時は法にのっとっていた)、それともそもそも違法の建物なのかどうかを確かめる必要がでてくる場合があるそうです。法にしたがっていますよ、オッケーですよという当時の「検査済書」が出てくれば話が早いのですが…、ない場合もあるそうで。その場合、建設当時の法律と建物を照らし合わせながら確認していかなくてはいけないそう。だけど、その「むかしの法令集」が手に入らない!のだとか!

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「昔の法律にのっとて建てられた建物なのか確認しなさい」と市の建築指導課から求められるのだとしたら

建築指導課の方で「昔の法令集」を用意しておいてくれてもいいじゃぁないですか。

 

という話。

そのとおりだな、大変だなぁ…

 

 

 

 

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建築士、宮本さんが案内人をつとめるまちあるきが3月にひらかれます。テーマは「建物をとおりぬけるまちあるき」

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(真子)