REPORT

2016.5.18 まちくらしたてもの会議「これからのCAMP不動産プロジェクトどうしたいの?」

2016年5月18日

2016.5.18 まちくらしたてもの会議

参加者11名

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信州大学の武者ゼミから、今日はツカダさん、小林さん。通りがかりのサイトウさん、と初参加が3名。長野市産業政策課の小口さん。

みんなの自己紹介や近況報告などをしてところで、メンバーが総入れ替え。

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後半はめずらしく「CAMP不動産」というプロジェクトを立ち上げた当初のメンバーの多くがぞろいしました。

倉石さん、宮本さん、太田さん、たまちゃん、清水さん、板書係の真子

そこにほぼ毎回参加し、この会議の様子をしっかり追いかけている築山さんも加え

「これからのCAMP不動産プロジェクトどうしたいの?」という根本的なところ、大事なテーマを話し合うこととなりました。

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CAMP不動産プロジェクトの発起人のMYROOM倉石さんが、いま何を考えているのか?CAMP不動産メンバー内で共有できていないこと、理解できない発言が多々あるのだけれど、その倉石さんの発言の意図、本音はどこにあるのですか?「もし困っていることや問題があるのなら、同じ町に住むものとして共有したい」とたまちゃん。「もしうまくいかなくて困っていることがあるのなら、なにかで協力できるかもしれないから」と宮本さん。そんななかで、ここ数年門前の空き家リノベーションの不動産仲介の面で携わってきた倉石さんから「空き家の仲介をやめてみようかな…」なんていう発言もとびだしたり。

空き家の不動産仲介だけではビジネスとして成立しないこと、仲介にリノベーション工事まで含めてようやく金銭的にまわるという状態のなかで、肝心の稼ぎどころの施工がまだ未熟でなかなか手と目がまわりきっていないという厳しい現状の話になりました。「ふつうの不動産やさんではやらないこと、空き家の仲介をしている倉石さんが、ふつうの工務店ができるふつうのことをふつうにできるようになったら最強だよね。」と宮本さん。

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ながいことつかわれていない空き家を有効活用する、言い換えると「遊休不動産の活用」。長野市もんぜん町のこのあたりのエリアでは、「まちの空き家活用で成功しているエリアだ」と書いたりするメディアが巷にあふれていますが、果たして本当にそう(成功)なのでしょうか?なにをもって成功とよぶのでしょうか?まちなかで、実際に業務に携わる人、使い手/施主さんのリアルな葛藤や、現実の厳しいところを見ないでは、もんぜん町の遊休不動産の活用については語れないだろうに…。

今日の会議では、本丸のところを掘り下げた、ちょっと苦しい会議でした。

「人と人がいたら何か問題が起きるのは大前提。うまくいかないのが当然。ねばりづよくひとつひとつ解決していくしかない。(たまちゃん)」

そんな会議でした。

 

(真子)