REPORT

2016.6.22 まちくらしたてもの会議 「花火は買うものではなく作るもの」

2016年6月22日

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2016.6.22
参加者13名

初参加の増間くん。信州大学の学生。「ながの門前まちあるき」に二日続けて参加し、おもしろかったらしく、今日の会議にもやってきたそう。

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この会議の数日後にひかえた「大町まちの学校 視察受け入れ」について、まちくらしたてもの案内所参加者みんなに報告と相談を。

 

70代がエースという大町の商店街のみなさん、80代で現役で商売されている方もいるそう。まちの人口がどんどん減っていき、祭りの継続も難しいのだとか。愛するまちの祭りを継続していきたいという想いのある方々が、ヒントを探しにこられるということで、『第一部:善光寺門前まちを支えてきた旦那衆と次世代の芽に会いにいく!』というテーマ。

 

他の土地から引っ越してきて、いまではすっかりまちの祭りの担い手となっている清水さんが、新諏訪というまちの話とまつりの話をきかせてくれました。「花火は買うものではなくつくるもの」まちの先輩たちが誇りに思っている花火のおまつり。望むと望まざるとかかわらず、担い手にならざるを得ない状況。そして受け継がれ続けてなんと今年180周年!

 

清水さんの話を大町から視察にくるひとたちに聞いてもらえたら、なにかいいヒントになるかもしれません。

 

信州大学の学生さんが興味深かそうに聞いていました。武者せんせいから「まさに、清水さんが話してくれたような、そういうまちのコミュニティ、人間関係って、なかなか学生には見えにくい部分ですよね。」

 

から地域に暮らす大学生と、そのまちのおまつりについての話に

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清水さんが、ずっとかかえてる違和感、もやもやを説明。リノベリノベっていって話題になっているけど、みんな何のことを言っているのか、何が特別なのか。「空いてる物件にひとを入れて、工事して、お店をはじめて…ってそれって昔からふつうにあったことなんじゃないのか?」

「清水さんの意見に賛成、違和感があることに同感。あまり新しいこと、だとは思ってない。」とたまちゃん。

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そして武者ゼミの研究の話に。

遊休不動産活用事業の一環として、研究事業が立ち上がっています。武者ゼミではいま学生主導の研究を行っているそう。これまで別の研究事業では、「武者先生が誘導して学生にてつだってもらいながら研究を進める」というかたちをとっていたところの、初めてのスタイル。「どうして長野でリノベがさかんなのか?」の問いかけに対して。仮説をたてて検証する、という方法。

 

いつも二人づつ武者ゼミの学生が出席しては研究経過を報告していたのですが、今日は久しぶりの武者先生の参加です。「いつも、この会議にでては厳しい意見をもらって帰ってきている、あまり言いかえせなかった、などど学生から聞いています。もっと学生には、どんどん意見をいって、意見をたたかわせてきたらいいのに。と思っています。」と武者先生。「確かに、ぜんぜん発言しないでうつむいて記録ばかりとっている子が多いよね、もっとわたしたちと話して、やりとりしたらいいのに」とたまちゃん。「前々回に出席したナカノくんはなかなかよく頑張って粘ってたよ。厳しい意見を言う築山さんのところで遅くまで話し込んでいた。」と真子

 

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今日は清水さんの、新諏訪と花火とまちの先輩たちの話がおもしろかったです。花火のおまつり9月23日だそうです。よかったらぜひ、てづくり花火のお祭りを見に行きませんか?

(真子)