REPORT

2020.1.15

2020年1月15日

【参加者】

4名

 

【話題】

・被災者支援の在り方について

 

【メモ】

 

長野県立大学グローバルマネジメント学部の築山秀夫教授が参加。自然災害による被災者支援について論文を執筆中で、昨年の台風19号による災害での長野市の被災者支援について調査中とのこと。

築山教授より日本とヨーロッパでの被災者支援の違いについても説明があり、イタリアなどでは温かい食事やベッドを用意することが法律で決められているのに対して、日本では食中毒への懸念から現地で調理はせずに冷めた弁当を配布したり、ベッドも自治体にストックがないために提供が難しい等、支援に格差があるとのこと。築山教授からは、その違いの背後に、被災者には最低限の生活ができるだけの支援をすればいい、という日本人の人権意識の希薄さがあるのではないかとの指摘がありました。

 

 

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