REPORT

続・西鶴賀町案内

2022年1月22日

13:30~15:30

参加者:9人

 

案内人:大日方薫((株)まちづくり長野 事業推進担当)

 

【プロフィール】

上田市生まれ、長野市育ち。Uターンして入社10年目。公私混同の趣味はチラシや看板を眺めて歩くこと。手書きの物が特に好き。

 

【コース案内】

権堂アーケードの西側に位置する西鶴賀町は、街並みやお店にどこか懐かしさや親しみを感じるほっとする町です。そんな町で近年、新たな活動が始まり、空き家だった長屋にお店や場所が少しずつ誕生してきました。
どんな人が、どんな背景でこの町に集い、活動しているのでしょうか。迷路のような路地も探検しながらご案内します。

 

【コース】

楽茶れんが館
西鶴賀町の街並み案内 
私の好きな看板、建物、路地を、お店や町の方々のエピソードを交えてご案内
ROJITAKU 
昨年9月に大家さんご夫婦の手作りで誕生した路地裏のレンタルハウスを見学
9軒長屋
古着屋さんやシェアオフィス、シードルのお店に学生向けシェアハウス。3年前から始まった「西鶴賀エリアリノベーション」の取り組みをご紹介
珈香 
幅広い年代の常連さんから愛されるザ・純喫茶。おいしい珈琲と看板、マスターの人柄で暖を取る

 


 

本日のコースは「続・西鶴賀町案内」。

案内人は、大日方薫(まちづくり長野 事業推進担当)です。

仕事で関わりつつも、不思議と憧れやわくわく感を抱かずにはいられない「西鶴賀」という町の魅力をご案内しました。

 

 

実は「西鶴賀町」は、過去2回の開催(別の案内人)時もキャンセル待ちが出たほどの人気テーマ。

今回もテレビや新聞の方から取材依頼をいただきました。

 

 

西鶴賀は、街並みにどこか懐かしさを感じる町です。

 

 

コロナの事情でお店には入らず外観のみのご紹介だったのですが、親しみやすい店主の方々もたくさん。

参加者はほぼ西鶴賀ファンの方ばかりで、行く先々で「ここが好きだよ西鶴賀」エピソードが次々と披露されました。

 

 

偶然居合わせたラーメン&刀削麺(そして餃子)の「千福」大将にもご挨拶を。

50年以上この道一筋でやっているのに「あそびだからね~」と楽しそうに麺を打つ気さくで朗らかなおじさまです。

いつもニコニコ。

看板のイラストもかわいくて大好きです。

 

 

こちらは看板が何とも言えず好きな「富鶴会館」。

 

 

2018年にオープンした給食カフェ「ハングリー」さんもご紹介しました。

店内の作りこまれた教室空間はぜひ実際に訪れて体験してみてほしいです。

 

 

 

アパートの大家さんご夫婦が、1階部分を手作りで改装したレンタルハウス「ROJITAKU」(2020年9月にオープン)もご紹介。

 

 

「ぎおん」さんや「小鶴」さんなど、昔ながらの焼き鳥屋さんの話題でも盛り上がりました。

 

 

いろいろと気になる「西鶴賀ビル」では、「ここの喫茶店に昔入ったことがある」という参加者の方のエピソードも。

 

 

案内人が町のシンボルと思っている「エビスパン」。

西鶴賀町の区長や若連会の顧問、子供たちへの木遣り指導などなど、ご商売と町とともに人生を歩んでこられた田中さんもわざわざ挨拶に出てきてくださいました。

(お店の中には、同じく町に尽力されているお兄さんの田中さんや息子さんの田中さんや、いつも明るく迎えてくれるふたりの奥様の田中さんもいらっしゃいます)

ありがとうございます!

 

 

昭和レトロな魅力があふれる「理容 イガラシ」さんの建物や、

 

 

文房具を販売されていた「キング堂」さんの看板が残されている建物も、おなじく街並みの魅力。

 

 

そして、町の方々が大切にされている神社や公民館もご紹介しました。

ここで毎年開催される秋祭りのお神輿や木遣りは迫力がすごい(らしい)です!

お祭りの様子をプリントアウトした紙を見て、皆で様子を思い浮かべました。

 

 

「西鶴賀エリアリノベーション」の拠点となっている通称「9軒長屋」の紹介へ。

 

 

長屋で営業されている古着屋「グローブアマランス」さんにも中を見学させていただきました◎

ありがとうございます!

 

 

約3年前から西鶴賀町で始まった「西鶴賀エリアリノベーション」の活動。

その拠点として2020年から10年契約で借り上げた9軒の長屋には、古着屋さんの他にもシェアオフィスが現在入居しており、春以降にはシェアハウスやシードル販売所もオープンします。

 

 

9軒長屋の向かい側にある創業80年以上の自転車屋さんや、

 

 

品数たくさんのボリューミーな定食を良心的価格で食べさせてくださる定食屋さん(いつも混んでる)のご紹介もしました。

 

 

コース最後には、店頭のユニークな手書き看板と、おいしいコーヒーとマスターという、通いたくなる魅力が詰まった純喫茶「珈香」さんを紹介。

店頭でいったん解散し、ご希望の方のみ自由に入店していただきコーヒーを楽しみました。

 

 

案内人もまだまだ勉強中の西鶴賀町の魅力。

今回お伝え出来たのは2%くらいだったので、また、勉強したり楽しんだ成果をいつかのまちあるきでご案内できればと思います。

 

まちくらしたてもの案内所にご連絡いただければ個人的にもアテンドしますよ!

ぜひ◎

 

(撮影:富井晋吾)

ろーじー(路地)をおさんぽ

2022年1月21日

14:00~16:00

参加者:1人

 

案内人:富井晋吾(長野市)

【プロフィール】

税務・農業・窓口・福祉等々を経て、 4月から市街地整備課へ。中心市街地の活性化に向けて?中心市街地内の路地をおさんぽしましょう。

 

【コース案内】

路地は、 本来 「露地」 と表記し、 屋根など覆うものがない土地や地面を意味するが、 狭義には密集市街地などに形成される狭い道や家と家の間の狭い道、通路などをいう。(Wikipediaより抜粋)路地:建物と建物との間の狭い道。(goo辞書より抜粋)

 

【コース】

コースは決まっていません。 当日の天候等で決めます。


 

本日のコースは富井晋吾さん(長野市役所)が案内する「ろーじー(路地)をおさんぽ」。

このまちあるきの事業担当者でもある富井さんですが、今回は案内人として満を持して(?)の登場です!

 

まずは岩石町の路地からスタート。

前日は大雪でしたが、雪かきがきちんとしてあって、生活する方々の気配が感じられます。

つららもきれい。このタイミングでしか見られない路地の景色です。

 

 

さっそく岩石町の公民館に出会いました。

過去のまちあるきでも何度か通った場所ですが、大雪の真っ白な世界で路地をくねくね歩いていると不思議な感覚になります。

 

 

こちらは見た目以上に路面がツルツルで、必死に半分滑りながら下りた路地。

味わう余裕がなかったですが、合間に見える景色もきれいでした。

 

 

伊勢町あたりの路地。

見慣れた通路の八百屋さんも、路地から振り返って眺めるとまた別の味わいがありました。

 

 

路地の先には神社も。

 

 

迷路みたいな路地を通って伊勢町から東町方面へ。

 

 

東町の通りに出るところ。

みやいり美容室さんの看板はいつ見てもかわいいです。

 

 

善光寺付近で珠さんとも合流。横沢町、花咲町付近へさらに北上します。

トタンや塀の経年変化も路地を味わう楽しみのひとつ。

 

 

こういう塀や昔ながらの看板も素敵です。

 

 

書道教室だったおばあ様の家をお孫さんがカフェに改装された「cafe 風和」さんや、

 

 

ゲストハウスをやられているところにも出会いました。

 

 

たぶん栄町あたりの路地。

(※もうどこがどこだかわからなくなっている記録者)

 

 

ここも雪がきちんとかかれていました。

生活されている方がかいたのか、午前中に路地状況を最終確認に行かれていた富井さんがかいたのか…どちらにせよ感謝です。ありがたく通りました。

 

 

長門町の天神社隣の路地。

 

 

ちょうど3年前のまちあるきでもここを通りました。

建物や樹木は同じでも雪景色だとまた雰囲気が変わりますね◎

 

↓この路地をモチーフにしたイラストが3年前のパンフレットに描かれていて「そうだ、ここだ!」と参加者の方がなっている様子

 

県町方面へ。

路地の合間に見える景色もちょっと変わってきました。

 

 

南県町あたりの路地は、水路や神社の鳥居も素敵でした。

 

 

路地沿いに見えた歴史を感じる建物は、大きな通りに出て正面から見ると「元病院」だったことが判明。

 

 

病院わきの駐車場にはこんなオブジェもあって癒されました◎

 

 

大門から中心市街地をぐるっと半周するくらいあらゆる路地をおさんぽした今回のまちあるき。

歩きながら見えた景色は、普段見ているまちの“横顔”のような不思議な感覚がありました。

 

富井さん、おもしろかったですよ!

 

(同行:大日方)

 

 

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