REPORT

ロック虎の穴への道

2023年12月26日

12月13日(水)16:00~18:00
参加者:5人

【案内人】
石田 三紀 《 いしだ みき》(ロックバーカルト経営)

35年前の権堂に姉妹でカルトを開店し諸々の事情で閉店。2022年秋に娘の「凪」と再開する。BAR営業の他、アコースティックLIVEやDJイベントなども企画しております。

【コース案内】

耳から聴く音より、心が動く音。店内に流れる音は空間づくりに欠かせない。心地よく、個性的に空間を演出している店舗をご案内します。ほろ酔いで一緒に歩きましょう♪

【コース】
楽茶れんが館

レインボー カフェ

ランチからカフェタイム、通しで夜はお酒も楽しめる。食事もおつまみも充実の上ウマイ!何と言ってもオーナー“イットク”の人柄で人が集まる。そして、さりげなく鳴るBGMが私好みなのだ。

シーシャ場 円

シーシャが楽しめるお店なのだけど… シーシャは吸わずに店長“ナカズさん”のゴハンを食べに行く。これがめっちゃ旨い。奥のちゃぶ台に座るとますます実家に居るみたい。ああ~落ち着く。いい音はもちろん、ナカズさんチョイス♪

カルト

芝居小屋がテーマの内装ですが、ロックBARです。怪しくて入りにくいのですが、良かったらお試しください。

12月13日(水)、ロックバー カルト経営石田三紀さんの「ながの門前まちあるき」を開催しました。テーマは、“ロック虎の穴への道”です。先週のまちあるきは、12月?とは思えない程の暖かさ(気温は14度)でしたが、とは言っても、12月ですから、日が進めば寒さも進む…。今回も天候に恵まれましたが、しっかりコートを着て、防寒ばっちりで、いざ、“ロック虎の穴”への道を歩いてきました!

今回は、ロックバー カルトを経営する石田三紀さんが、空間をつくるのが上手なお店を紹介してくださいました。

店内の空間づくりには欠かせない音楽とともに、心地よく、個性的に空間を演出しているそれぞれのお店で、“音”と“空間”と“美味しいモノ”を楽しみながら“ロック 虎の穴”への道を行きました。

今回のまちあるきには、「門前まちあるき」が大好きで、20回以上参加してくださっている常連さんの方々をはじめ、半数近くの方が初参加でした!遠くは「信濃町」、そして今年の春「大阪」から長野市に移住された方、更には紙面の告知を見て応募された方など、幅広くご参加いただきました!

ロックなだけに“音楽好き”が多く集まり、トークが尽きないとても賑やかなまちあるきになりました♪♪

楽茶れんが館を出発し、しまんりょ小路に向かいます。“初めまして”のみなさんなので、自己紹介兼ねてトークも弾みながら1件目のお店を目指します!

レインボー カフェ

ランチからカフェタイム、そして通しで夜はお酒も楽しめるお店。

「店内の小物がかわいい」、「トルコ風ランプに癒される」等、店内の“オシャレさがいい”と評判です!

お店の名前の由来は…「忌野清志郎のアルバムから…」とのことです。♪♪(^_^)

見てるだけで楽しくなってしまうような店内空間!(^O^)♪♪

オシャレな店内には、手作りアクセサリーなども飾られていて、購入も出来ます!!こういったさり気ない演出も、心くすぐります★★★

あら、可愛い♡

この子たちは、いつか、誰かのところに旅立ってゆくのかな…?(^_^)

元料理人のオーナー“イットク”さんの提供するメニューは、キッシュ、ハンバーガー、パスタなどが美味しくいただけます!ケーキセットも◎で、“楽しそうなメニュー”が評判のお店です!

懐かしい感じがする“クリームソーダ”!つい、飲みたくなります笑

案内人石田さんも大絶賛のオーナー“イットク”さん。

“イットクさんがいるからお店に行く”、“イットクさんの人柄で人が集まる”。納得です!

初対面のみなさんも、美味しいお茶と心地良い空間があれば、和気あいあいと仲良くなり、ロックなだけに音楽話や関西トークなどなど…、笑が絶えない楽しい時間となりました!

さて、レインボーカフェさんを後にして、次のお店を目指します。

“ロック 虎の穴”へ続く道の途中にある、案内人石田さんオススメのお店を紹介してもらいながらまちあるきをしていきました。

あいにく営業時間外のお店が多かったですが、どれも“入ってみたくなる”お店でした。

シーシャ場 円

2軒目は、シーシャ場 円(en)さん。

シーシャが楽しめるお店で若者なども多く集まるお店。

でも…、「シーシャは吸わずに店長“ナカズさん”のゴハンを食べに行く。これがめっちゃ旨い!」と案内人石田さん曰く…。

店内に続く階段もとてもアートなオシャレ空間!

さりげなく飾られているものもとてもオシャレ!

店長の“ナカズさん”は元パティシエ。お料理とスイーツがとても美味しい!と評判です。

皆さん、魅力的なメニューに悩みながらも、オススメの自家製ジンジャーエールと、アップルパイやそばミルクのプリンのセットで、そして豚汁の注文率が高く人気でした♪

コクと深みのしっかりした味わいの豚汁!

普通のプリンより食べごたえがあり、しっかりそばの味がするそばミルクのプリンは、何個でもイケちゃう美味しさ!

アップルパイもおいしい!!

と皆さん大満足のようでした。「店長“ナカズさん”のゴハンを食べに行く。」という、案内人石田さんの言葉も頷けます。

カウンター席もオシャレでイイですが、奥のこたつに座れば、まるで実家の自分の部屋に帰ってきたかのような、思わずそのまま横になってしまいそうな居心地の良さが、素敵な空間でした!!“ああ~落ち着く。”

つい、長居してしまいそう(^_^)

楽しめるものもたくさんあります!

懐かしいものもあります!!

服も買えます。ナカズさんが描く「手描きの服屋 青彩衣(あおさい)」

アクリル絵の具で、一枚一枚直接服に絵を描くため、同じものは作れません。世界に一枚しかない服。

現在、可愛い似顔絵を描いているやまはるさんの『絵と言葉展』開催中。元気や勇気をもらった言葉や大好きな言葉が、素敵な絵とともに飾られています。

他にも、色んなイベントあります!お店に続く階段の“黒板”でチェックできます。

いよいよ、本日最後のお店“ロック 虎の穴”へ向かって道を進みます!

カルト

35年前にお姉さんと開店した“カルト”。一度閉店しましたが、2022年秋に娘の「凪」さんと再開したお店。

“わざと入りにくくした入口の絵”は、案内人石田さんとお姉さんで描いたそうです!アートな世界観が目を引きます!!

“怪しくて入りにくいのですが”という店内に一歩足を踏み入れてみると紅い世界が広がります。

壁一面に、たくさんのアーティストのサインが!

芝居小屋がテーマの内装で、唐十郎の『紅テント』がコンセプト。だから“紅い”んです!と店内空間について語ってくれました。“テント小屋のセットの中”のバーをやりたかった、という思いがとても伝わってくる見事な世界観です。でも、“ロックBAR”なんです!笑

淹れてくれたコーヒーのいい香りが店内に広がります。

オシャレなコーヒーカップと、こういうちょっとつまめるお菓子たちに、テンションが上がります。ついつい長居したくなっちゃう…。

“怪しくて入りにくいけれど、入ってしまうと居心地がいい。”ついまったり、雰囲気を楽しめる空間です。

「こういう変なお店が増えてくれたらいいなぁ(笑)」、「ネオンホールとロキシーがあるからこの場所にした。この辺りを一大音楽エリアにしたい!」、「絵描き、お芝居、映画、音楽etc…、ジャンル問わず色んな人が集まるサロンにしたくて」とお店への思いも語ってくれました。

この丸窓が気に入ってこの物件にしたそう。自分たちで絵を描いて紅く塗りました!

外から見ると万華鏡のように見えるオシャレスポットです♪

娘の「凪」さんと。(withプレゼントでいただいたというオシャレな“猫ポット”)

仲良し親子(^_^)

ギターウルフのセイジさんが来店された時のサインも発見!!

長野の音楽事情も、ライブやDJイベントをやっている場所って、もうあまり無いのだと思っていましたが、実はまだまだ結構あるんだな、と再発見できました♪

ここ、カルトでも毎月『CULT FICTION』というイベントを開催しています!ぜひ、インスタcheckしてね!

音楽めぐりのまちあるき回は今まであまりなかったけれど、自然と“音楽をやっている人”や“音楽好きな人”が多く集まった回でした。参加者さんからも、「楽しかったー!!」「この楽しさをどう伝えたらいいのでしょー!」というお声もたくさんいただき、みなさんも今回のまちあるきを通して、まちの魅力の(再)発見や新たな気づきがたくさんあったようでした♪♪

さあ、いざ“ロック虎の穴”への道です。

書:ギターウルフ セイジ

街の入口、酒場へ行こう

2023年12月15日

12月9日(土)16:00~18:00
参加者:6人

【案内人】
乾 隼人 《 いぬい はやと》(編集者)

酒場とごはんが大好きな、フリーランスの編集者・ライター。大学卒業後は大阪で4年、東京で3年を過ごしたのちに長野へ。普段は長野市内でお酒を飲んだり、地域の文化と仕事について取材したりしています。

【コース案内】

街のことを少しだけ深く知った気持ちになれるのは、いつも「新しいお店の扉を開けたとき」でした。一歩酒場へ踏み込めば、店内にも「街の魅力」は広がっている気がします。今回の街歩きでは、店主さんに話しかけたり、そこだから飲めるお酒を楽しむ時間にしましょう。

※定員5名です。

※最後に、希望者のみなさまとバードで食事をする予定です。

【コース】
楽茶れんが館

SQUIRRER FOREST

国内外のクラフトビールを取り揃えるボトルショップ。若き店主の荻原さんに話しかけて、ビール文化に触れるもよし、凝ったラベルを“ジャケ買い”して、併設の角打ちで飲むもよし。

ラフォーレ さち

古き良き時代の空気漂うジャズバー。真っ赤で豪華絢爛な内装にちょっぴり気後れしそうになるけれど、一度入ってしまえば大丈夫。「せっかくですから…」と言ってはじまるマスターたちの演奏に身を委ねてみて。

MIKENEKO STAND

昼も夜も、コーヒーとワインが楽しめるこのお店。自家製のレモンサワーをはじめ多彩なドリンクに、「野沢温泉ジン」など信州のクラフトジンが飲めるのも嬉しい。ちょっと寄らせてもらいましょう。

BIRD

街で遊ぶ大勢の人々から親しまれる“あさこさん”が営むワインバー。ナチュール系のワインの品揃えに加えて、美味しいパスタや前菜もぜひ味わってほしい一品ばかり。ぜひ今度、電話で予約して大事なご友人と訪れてみてください。

12月9日(土)、フリーランスの編集者・ライター乾隼人さんの「ながの門前まちあるき」を開催しました。テーマは、“街の入口、酒場へ行こう”です。12月?とは思えない程の暖かさときれいな青い空。午後15時30分。善光寺周辺の気温は14度…。そりゃあ…、コート着て歩いたら暑いわぁ…、と思いながら、絶好の街歩き日和でした。

長野に移住してまだ半年の案内人乾さんが、長野市内でお酒を飲んだり地域の文化と仕事について取材されてる中で、お店を通して繋がった人々から、今回4つの“酒場”に連れていってくれました。

まだ、紅葉の赤がとてもきれいでした。

穏やかな陽気の中を歩けば、会話も自然と弾み、気が付けば、あっという間に1件目のお店に到着!

SQUIRRER FOREST(スクワール フォレスト)

国内外のクラフトビールを取り揃えるボトルショップ。2023年2月にOPEN。

海外のものをメインに、国内外のメーカーのものが沢山並んでいて、目を奪われます。

ラベルが可愛すぎる!!8割のお客さんが、他県や海外のものを知らないそうです。ラベルを見て“こんなのあったんだ!”と発見し、ラベルを剥いでコレクションにする方もいるそう。国内のものも、敢えて、長野県以外の銘柄を揃えるこだわり。“おいしいものを長野でも知って欲しい”という店主の荻原さんの熱い思いが伝わってきます。インポーター時代の知識と他のブルワリーさんとの繋がりで、これだけの量を取り揃え、来るたび新しい銘柄が入っていて、こんなに沢山のものが見れるのは、長野でもここだけではないでしょうか。

人気のものは一週間で売切れちゃうそうです。でも、基本は、売切れたら、終わり。次の新作に入れ替わります。荻原さんの“一期一会な出会い”と言う言葉が印象的でした。

シードルもあります。

(右上)Scariet(フランス)8% /ワインに近いフルーティーな感じ

(左上)Good Boy IPA(フランス)6% /ピーチやグレープフルーツを思わせるような香り

(下)ネコノワイン(長野)5% /坂城ワイナリーさんとのコラボ。スパークリングワインのようなIPA

参加者さんもみな、「これはウマい!」と絶賛されていました。

おでんもあるよ!

バニラアイスもあるよ!!

商品紹介の文章(POP)を読むだけでも楽しい!!!

例えば、同じ“フルーティーなもの”でも、「副原料にフルーツ系」や「ホップからくる柑橘系」では全然違うそうなので、その人の好みに合わせて提案してくれる荻原さん。どれにしようか迷ったり、オススメなど尋ねてみるのも楽しいかも♪

これからは、ビール好きの人への誕生日プレゼントや、久しぶりに会う友達など、“ちょっとしたてみやげ”にクラフトビールも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか♪♪

 

さて、スクワールフォレストさんを後にして、次は権堂商店街を目指します。

MIKENEKO STAND(ミケネコ スタンド)

昼も夜も、コーヒーとワインが楽しめるお店。2022年12月にOPEN。

2軒目は、ミケネコスタンドさん。

自家製のレモンサワーをはじめ多彩なドリンクメニューがあります。はちみつ、長野県産りんご、ジャスミンのシードルや、「野沢温泉ジン」などの“信州のクラフトジン”が飲めるお店です。“新潟のジン”も4種ほどあります。

ミケネコスタンドさんはお酒の種類がとても豊富です。中でも“ミード(Mead)”というジャンルのお酒が楽しめます。“ミード”は、「蜂蜜酒に酵母と水だけで作る」世界で一番古いと言われているお酒だそうです。日本ではお酒にかなり詳しい方以外ほとんど知られていませんが、2020年に滋賀県で創業した日本初のクラフトミードハウスANTELOPE(アンテロープ)は今話題です。近年、みかん、金木犀、りんごなど、多様な味のクラフトミードが造られており、そのボトルによって味わいが違い、とても“自由なお酒!”なのでどれも美味しい、ととても詳しくご説明してくださいました。ちなみに、店主の小林さんの衝撃を受けたミードは、「米麴とお米」を使ったミードで、日本酒のイメージで飲んだらワインみたいで驚いた!!と語ってくれました♪

乾杯!!

「りんごのミードは、ナッツと共に」、「スィーツとも相性が良いお酒」、「こんなに香りを楽しめるお酒なんだ」、と皆さんそれぞれ楽しまれていました。

もちろん!カフェメニューだってとても美味しかったです♡(ホットカフェオレとバスクチーズケーキ)

野沢温泉ジン:(右)さくらのジンは、すもも、桜の葉、林檎の木の繊細なフレーバーで、フルーティーでフローラルなジン。炭酸で割って香りを楽しむのが小林さんのオススメ!

野沢温泉ジン:(左)しそのジンは、地元産の赤紫蘇のうまみとほんのり優しい甘みで、飲みやすいジン。さまざまなカクテルで楽しむのもイイですが、こちらも小林さんのオススメはやはりソーダ割り!

“遅い時間でも、スイーツもコーヒーも食せる所”って今あまり無いので、ここなら、飲んだあとにもちょっと立ち寄れる嬉しいお店♪

もちろん、“お昼からゆっくりお酒飲みたい”というお客さんも沢山来店されるそう。

「色んなお店があっての商店街。昔は、権堂の街に沢山の大人で賑わっていて、学生の頃から、地元に帰ったら、権堂を昔みたいに賑やかにしたい!権堂アーケードに、一日中あかりをつけたい!!昼から夜まで開いているお店を作りたい!!!」そんな、小林さんの熱い思いがとても伝わってきました!!!!

“ここだから飲めるお酒”を存分に楽しめば会話も自然と弾みます♪なんと、この日乾さんが黒いジャケットの下に着ていたオシャレシャツは、“「酔っ払い」をテーマに、酒を飲んで「いいあんべぇ」な状態になった動物”が散りばめられたアロハシャツ!「お酒イベントの時に着るシャツ」をのぞかせながら酒場を案内してくれるという“粋な計らい”に、参加者の皆さんも終始楽しまれているようでした(^_^)

※シャツについては、「Eanbe」・「イラストレーターのオカタオカ氏」で検索してみてください。

 

今回街歩きをしてみて改めて、「こんな路地を入っていった先に、こんなオシャレなお店があったんだ!」とか、「この通りにこんなお店あったんだ!!」など、様々な発見と新しい出会いがあり、まさに、“お店を通して繋がる人々、お店同士の繋がり”、そして、“お店を通して街を知る”ことを体感したまちあるきでした!

最後はみんなで円になり、案内人乾さんの「また、お店で会いましょう!」で一本締め。

いい気分で余韻を感じながら、、権堂アーケードのイルミネーションを眺め帰路についたのでした。♪♪♪

お茶屋をハシゴ

2023年12月6日

11月25日(土)13:30~16:00
参加者:7人

【案内人】
大日方 薫 《 おびなた かおる》(ライター)

上田市生まれ長野市育ち。趣味はチラシや看板を愛でながらの散歩。昨年までこのまちあるきの事務局を担当していました。

【コース案内】

お茶を片手にふ~っと一息。この瞬間が最高に幸せだと思うようになってきました。お茶の世界は初心者ですが、このまま身近にある専門店を素通りしてはもったいない!というわけで、お茶屋さんをめぐってあれこれ伺ってみます。

【コース】
楽茶れんが館

➡蔦屋聰本店

「緑茶色の壁×抹茶色のレンガ」の外観をずっと愛でてきました。当日はあいにく店休日のためお店の前でご紹介を。

➡長喜園

茶葉を自家焙煎・プレゼントして販売。手作りのどら焼きやおやき、甘味各種も美味各種も美味です。

➡山喜園本舗 戸谷茶店

丁寧な手書きの「おいしい〇〇の入れ方」カードにキュン。ほうじ茶各種は店内焙煎です。

➡中山茶園

併設のカフェでお団子やマフィンもいただける。プレゼントしたくなるオリジナル商品にも目移りです。

➡寿づき園茶店

棒茶を店頭の焙煎機で自分好みに「カスタマイズ焙煎」できる。お茶のアイスクリームはイタリアから取り寄せたマシンで製造しているらしいです。

 

ここ久しくお茶といえば、コンビニ入っておーいお茶か伊右衛門かイオンビックで特売のサンガリアをまとめ買いみたいになってしまっていますが、急須から入れていただけるほんまもんのお茶を飲みたーいですってことで個人的にワクワクしてます。

出発式

1年前に独立してから、自宅でお茶をいれる機会が多くなってきているという大日方さん、15秒でさっさっと入れてきたお茶と最近しみじみと向かい合うようになってきたそうです。

「案内人:お茶の世界は深そうですが、実はあまりよく知らなんです。皆さんとご一緒にお茶屋さんに僭越ながらもお茶のあれこれを教えていただくまちあるきになればいいなと思っています。」

➡蔦屋聰本店

外壁の色はお茶にちなんで薄緑されたそうです。一目瞭然でお茶屋さんだってわかりますね。もう少し光沢いれるとクリームソーダ屋になってしまいますし。

お茶屋さんあるあるで、チャノキ(お茶の木)は店前によく鉢植えされています。耐寒性は強くないのですが、-15℃まで大丈夫なので長野の厳冬もギリ大丈夫ですね。

2代目店主の二本松弘さん。

「日本茶は静岡、京都、鹿児島といった産地、煎茶やほうじ茶といった品種、収穫する時期や製茶工程で、いろいろに味が変わってきます。当店では日本各地から取り寄せた茶葉を、さらに私どもでお客様の嗜好に合わせた茶葉(オリジナルブレンド)をつくっています」

「手間をかけた高級品でも熱湯で抽出してしまうと、せっかくの甘みが出ずに、ただのそこらの安いお茶の味になってしまいます。」

最初から、なーるほど!連発です。お茶の温度かぁ、状況が違いますが、秀吉に幼少の三成がいれたぬるいお茶、三献茶の逸話を思い出しました。

➡長喜園

ニヒルな横笑みを浮かべる青ジャケの富井さん、なかなかレンズに入ってきてくれませんのでレア―です(内輪ウケ狙い)

ご主人の宵野間信行さん:「創業明治36年、1904年(日ロ戦争?)です、先代の爺さんが小諸の総合商店へ丁稚奉公へいったご縁で暖簾を分けていただいて、今の私で3代目になります。」

「お茶の販売エリアは北信地方が多く、飯山、野沢温泉、栄村、妙高、上越の各販売店(昔でいうとよろずや)さんへ卸してきました。しかし、時代の淘汰を受けて、お茶屋だけに限らずよろずや的な販売店はスーパー業態にのまれ、店舗数は徐々に減ってきており、私どもの問屋も取引量が減少してきてしまいました。

「そこで、お茶販売だけでは売上を維持していくのは難しくなっていくだろう経営判断をして2011年に喫茶スペースをつくってスイーツやアイスクリームを販売するようにしました。山本山、永谷園ももとはお茶屋さんなんですよ。ちょうど歩道も拡張され、ベンチを設置するなど工夫を重ねた結果、利用客が増加してきました。やってみるもんですね!今では、お客様の半数は外国人です、時代が変化しているのを実感しています。」

お茶壺。今の社長が生まれるころまで使われていたそうです。これに貯蔵して、量り売りで販売するのが当時のスタイルでした。今となっては茶箱もなくなってきて、高価なものとなっているそうです。

お茶屋が教える美味しいお茶の入れ方です!

「渋み」と「うまみ」をバランスよく調和させてお茶をたてます。渋みとは「カテキン」で、うまみとは「アミノ酸」です。カテキンは熱いとどんどん出てくるので、抑えるためにお湯は90℃から80℃に冷まします。インフルが流行している場所に出向くときは熱いお茶を飲めば殺菌作用が効いて風邪の予防になります。うまみの素のアミノ酸は低い温度ほどよく出ますので、70℃~80℃ぐらいであればちょどよいころ合いになりますね。80℃ぐらいがベスト!ですね。せっかくですのでお茶の色も楽しんでみましょう、お茶の濃さと量が同じになるように、各茶碗に少しずつ数回に分けて廻し注ぎをしてみてください。

最後に、まちあるき参加者さん限定ということで、奥にのびている工場を案内していただきました。貴重な体験です!

➡山喜園本舗 戸谷茶店

店主の戸谷夫妻さん。

山喜園さんも創業100年を迎えられる老舗のお茶屋さんです。かつては長野のこの辺りには16軒ほどのお茶屋があったそうですが、今となっては営業されているお店はわずかになってしまいました。今日まで暖簾をまもってっくることができた、そこには納得の理由がありました。

ひとつひとつ手書きのPOPです。お客さまを大切にされている、お茶を美味しく飲んでいただきたくて愛を感じました。POPを持ち帰ってきました。神棚に飾って毎日拝みたいくらいですね。そんな戸谷さんの人様への愛が店内の随所にあります。

昭和32年の山喜園本舗の古い良き時代の写真を拝見させていただきました。昭和32年(1957年)はちょうど丸光百貨店が開店した年になり、撮影場所は屋上でしょうか?歩道が広く、車道は1車線ですし、チャリで車道をブッちしている方もいて、インドっぽいですね。中心市街地の煩雑ぶりが伺えます。バスは北屋島行の川バス?

➡中山茶園

店主の小林貴美子さん。「出身はお茶の本場、掛川市出身で、長野に来てお茶屋を始めました。実家は茶畑農家で、そこで収穫したお茶葉は製茶工場問屋を経由してうちに運ばれてきます。」なんと、お茶屋さんを営むには環境抜群の名門家ですね!

「静岡はお茶の一大産地ですが、掛川市は年間を通じて特に穏やかな気候に恵まれ静岡の中でも特別な産地です。その茶葉は深むし茶と名称され全国の茶品評会では、いつも金賞等を受賞しているんですよ。ぜひ味わってみてください」

小林さん:「深むし茶」とは、渋みと苦味をおさえて、まろやかでコクがあるのが特徴です。普段のまれている緑茶よりもずーと甘いんです。」どんくらい甘いのか?そこまで言われると私も試したくなる性分でして、一袋お買い上げしました!量り売りもされています。後日、試し飲みしましたが、Aコープで買ってるうちのお茶なんて飲めたもんじゃありません。

ここまでくるころには、参加者さんたちはお茶学入門者卒業です。

静岡産のお茶って銘柄はいくつもあるんだけど、、今日の気温や湿気具合もろもろから判断して、自分的にはこの掛川産の深むし茶が推しかな。渋さを控えめに甘さを少し強調した感じで80℃で調整して入れてみたんだけど、どお? って感じでやってみると、もおあなたも通ぶれます!

ずーと古くから愛用の焙煎機。換えはきかないそうです。職人気質っえかっこいい!

案内人:「お茶講座も時折開催しています。すぐ予約が埋まってしまうので、こまめにチェックしてみてください。」

➡寿づき園茶店

本日の大トリは、創業107年、1916年に創業した老舗のお茶屋さんです。

案内人:「全国各地のお茶を多く品揃されていて、美しく陳列されていますね。お茶におすすめの菓子も取り揃えています。信州の人は漬物をおおく召し上がるので、漬物にあうお茶も提案してくれます。その日の天気、気温、湿度などから判断して、どの都度ブレンドしてくれるきめ細やかな神対応をしてくれます。長野市内の日本茶販売店では初の抹茶ソフトクリームを手掛け、そのおいしさと人気ぶりには業界もビックリ、他の店も二匹目のどじょうを狙って参入してきました。なぜそんなに人気があるのか?店頭に召し上げっていただければよーくわかります!芸が細かいんです。」

寿ゞき園茶店 四代目 鈴木一平さんです。期待を一身に背負う若旦那です。

富井さーん、油断?笑

焙煎機を用いてお客様が好みの茶葉をつくることができます!

袋から取り出したまっぱの茶葉と焙煎機に入れた後の香りの違いに気づいてください的な実験をしています。あまーいこおばしい香りが店内にひろがってく、その差は歴然です!

一滴、一滴ぽたりぽたり煎じます。一晩かけても少量しかとれません。そんなお宝茶を参加者全員にふるまっていただけました。

最後にまたまたお土産をいただきました!うれしいー!!

今日のまちあるきは、すべてのお店から、お土産いっぱい、ノウハウいっぱい、お茶が下っ腹にいっぱい、楽しさいっぽい、プチ感動いっぱいいただきました。

もっとお茶奥深さを探求したいのでしたら「日本茶のソムリエ」と呼ばれる日本茶インストラクターという資格があるようです。

最後におさらいです、お茶の種類にあわせた茶葉の量・お湯の温度・煎出時間によって、同じお茶でも味もうまさも変わってきます!あとは、お茶を入れてくれる方次第か?そこ一番味に影響ありそうな、それは言わない言わない。愛情も急須に入れて注いであげてください。

 

 

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