食欲の秋!“胃”世界食堂めぐり
2022年10月22日
16:30~18:30
参加者:12人
【案内人】
柳沢早紀(日本語教師)
日本で外国籍住人がhappyに暮らせるようにしたい、そんな思いで日々生きています。
旅先での出会いをきっかけに日本語教師になったバックパッカー。上田市で生まれ、大学入学と同時に上京、昨年長野市へきました。
現在Thesaurus株式会社で働いています。
【コース案内】
世界中を旅する事が好き。日本好きな外国人はもっと好き。
そんな私と今夜、門前にある世界の食堂を訪ねる旅に出かけませんか?
世界のお料理で胃袋を満たして、一緒に旅気分を味わいましょう♪
【コース】
楽茶れんが館
↓
オールドサイゴン
「長野に住むベトナム人が、国の味をいつでも思い出せるように」とホーチミン出身のタムさんが開いた、バインミーとフォーのお店。
赤いプラスチックのイスが、まさに現地の屋台そのものです! ベトナム食材も売ってます。<テイクアウトできます♪。
↓
ライブレストラン ビアホールトピ
かつてミュージシャンとしても活動していた酒井さんが開いた、音楽と料理を楽しめるライブレストラン。
インド人シェフのラムさんが焼き上げるナンと特製カレー、そして世界のビールが揃っています。
↓
世界食堂
「自分の人生、やりたいことをやろう!」と会社員をやめて旅に出た大久保さんが、世界を旅する中で出会った料理を月替わりで振舞うお店。
店内の壁には旅好きにはたまらないステキな装飾があります。大久保さんの波乱万丈な旅話も聞けるかもしれません!
↓
台湾ダイニング心
小学生の時に台湾から日本に来たエイジさんが、市内に台湾料理の店がなかったことから、一念発起して開いたお店。
“心”のこもった本場の台湾料理と台湾のお酒やジュースが楽しめます。なんといっても、ルーロー飯はぜひ食べていただきたい一品です!
ご希望の方同士でディナーの予定(実費必要)
本日のまちあるきは、柳沢早紀さん(日本語教師)の「食欲の秋! “胃”世界食堂めぐり」。
世界中を旅して回ることが大好きな柳沢さんと、世界各国のお料理がいただけるお店を訪ねて旅気分を味わいます◎
まずは東町を南下して権堂アーケードへ。
道すがらでは『むくげの花(韓国家庭料理)』や『jyao(カレー専門店)』『アリラン(韓国で流行っているおやつ料理)』などの紹介もありました。
一ヵ所目、ベトナム料理の「オールドサイゴン」到着。
「長野に住むベトナム人が、国の味をいつでも思い出せるように」と、ホーチミン出身の店主・タムさんが今年1月に開業したお店だそうです。
店頭の看板には、
・フランスパンのサインドイッチ「バインミー」や
・粉の麺「フォー」
・ベトナム定番のスイーツ「チェー」や
・ベトナム語で「バー」と発音する3が並んだ「333(バーバーバー)ビール」
など、現地の味をそのまま楽しめるメニューがたくさんありました。
ベトナム料理はお野菜たっぷり&素材を生かしたあっさりした味付け(=辛くない)が特徴だそうで、それぞれのお料理にも具材がたっっぷり…
一ヵ所目からお腹が鳴ります!(うれしい悲鳴)
お次は同じく権堂アーケード内の「ライブレストラン ビアホールトピ」へ。
こちらでは世界各国のビールはもちろん、インド人とネパール人シェフが作るカレーとナンが人気だとか。
もともとは県外でサラリーマンをしつつ、ミュージシャン活動もされていたという店主の酒井さん。
東京の名門ジャズクラブ「ブルーノート」の田舎版を作りたいと帰郷し、2016年に始めたのがこちらのお店だそうです。
店内には本格的な演奏スペースがあり、ジャズ、ポップス、シャンソンなど幅広いジャンルの生演奏がディナータイムに楽しめるとか。
「ビールは飲まず、よくふらりとご飯で立ち寄る」という柳沢さんのおすすめは、インド人シェフ・ラムさんが焼き上げる「ナンと特製カレー」。
カレーは、野菜・チキン・キーマの3種類。
ナンは、プレーン・バター・チーズ(※断トツ1番人気)・ココナッツチーズ・ガーリックの中から選べるそうです。
酒井さんいわく「サービス精神で年々大きくなってきているので制止した」というナンは、お店のホームページはこんなかんじですが
店頭の実物見本はこんなサイズでした。
たしかに気のせいじゃなく大きくなっているような…(笑)
入店はコーヒー1杯でもOKだし、テイクアウトも可能とのこと。
はじめてのお店は敷居が高く感じますが、こうやって入ってみるとぐっと立ち寄りやすくなりますね◎
お次は権堂アーケードの中ほどにある建物2階にある「世界食堂」。
脱サラして80カ国近くの国々を旅してきた店主が、旅先で出会った料理を月替わりで振舞ってくれるお店です。
きっかけは「サラリーマンだった47歳の時に3週間の有給で巡った世界旅行だった」という店主の大久保さん。
高校時代に熱烈に感激した映画「ロッキー」の聖地(フィラデルフィア)を訪れ、ポーズを決めた瞬間、
「やっと、やっと来られた!」
と感慨がこみ上げると同時に「高校を卒業してからすぐ行く方法もあったな」「やりたいことはすぐやるべきだな」という気持ちも芽生え、「自分の人生、やりたいことをやろう!」と脱サラを決意したそうです。
「世界食堂」を始めようと思ったのは、旅した末に「自分が世界を全部回らなくても旅した人たちから話を聞ければ行った気分になれるな」と思ったから。
映画が好きだったことと、若かりし頃遊びに通った愛着があることから、映画館『相生座』のある繁華街「権堂」への出店を決めたそうです。
大久保さんから参加者全員に特製チャイもふるまっていただき、その後はしばし「自分の気になる海外」談義で花を咲かせた一行でした。
最後は南千歳町へ移動します。
ゴールは「台湾ダイニング心」。
こちちらは小学生の時に台湾から来日した店主のエイジさんが、市内に台湾料理店がなかったことから奥様と一念発起して開いたお店。
「台湾料理は中華料理と比べて味がやさしい」という柳沢さんの一押しは、台湾を代表するソウルフード「ルーロー飯」。
豚肉を細かく刻んで甘辛く煮込んで煮汁ごとご飯の上にかけた丼もので、小ぶりなので気軽に食べられるとか◎
大根の塩がけを混ぜて焼いた卵焼きなど、旬の食材を日本風にせずに表現した本場の味付けを楽しむことができるというこちらのお店。
台湾のお酒やジュースも珍しいものがいただけるのでおすすめだそうです◎
コミュニケーション力が抜群の柳沢さんと、旅好き、美味しい物好きの好奇心旺盛な参加者の方々で大盛り上がりだった本日のまちあるき。
日頃から日本で働く外国籍の方々のサポートをしている柳沢さんならではの目線で語る「食べ物」や「オーナー」のエピソードで、いつも以上にお店への親近感がわいた夜でした。
(同行:大日方)
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