REPORT

懐古する大人のたしなみ

2024年5月22日

5月18日(木)15:00~18:00~(盛りあがって延長になりました)
参加者:4人+スタッフ3人+1人

【案内人】
小林 ちひろさん(長野県立大学グローバルマネージメント学科)

長野県立大学4年。築山ゼミで地域社会学を学ぶ。プライベートではベリーダンサーとして活躍し、本場エジプトの大会で入賞する。

【コース案内】

長野の街を歩きながら、ふと目に入るノスタルジックな店舗たち。そんなちょっと気になるけどSNSにはのっていないお店を集めました。長野の土地に長く構えるお店を周りながら懐かしみ、穏やかな午後を過ごしましょう。

【コース】
楽茶れんが館

➡花はタケダ 

まちに愛され、80年以上続く老舗のお花屋さん。権堂と県町にお店を構える。お花の香り漂う店内で4代目武田さんのお話をお聞きしたり、お気に入りのお花を見つけたり、大切な人に贈る花を決めたりして素敵な時間を過ごしましょう。

➡カフェLhasa(ラサ)

大通りに面した絵本の中に出てきそうなカフェ。外と中が中和したような空間、看板メニューのカレーを楽しみに常連さんが通う。落ち着いた雰囲気の店内で、本やコーヒー、お菓子を楽しみましょう。※実費必要

➡まちかど図書館ぼたん

ぼたんのいとうを受け継ぎ、学生が運営するひと棚貸し本屋さん。店内にはぼたんのいとうを思い出すこだわりが散りばめられている。運営学生から話を聞きます。

➡居酒屋 はな村

常連さんが通うような昔ながらの居酒屋。ニラせんべいなど他ではなかなか食べれれない、懐かしい家庭料理が魅力的。これからの季節は山菜料理が増えるそうです。まちあるきを振り返りながら酒盛りをしましょう。※実費必要

 

【花はタケダ】

今どきソーシャルメディアを活用していないで商売されてるところを探す方が難しい。ビジネス界ではSNSをマーケッテイングで用いればより高い収益が得られることが常識になっているのに。それをされていないのはお店側の事情でお察しできるところもありますが、それより案内人の大学生がスマホに掲載されていない店にふつーに馴染んで利用していることにむしろビックリされられます。そーいえば、なるほど彼女は社会学専攻でしたね、ふつーじゃなかったか 、偏見?笑

案内された店舗さんは、まず「花はタケダ」さん、1938年の創業。店のネーミングがいい、昭和演歌界のドン「俺は村田だ!」みたいな、今となってはそのズバリ明快さが逆にPR力あります!オリジナルのHpも検索できて、正直なご商売をされているなっていう印象をうけました。「4代目武田さん:開店は太平洋戦争開戦前の昭和年13年になり、県町の本店の他、権堂アーケードにも1店舗あり、地元では古いほうです。県町の街並みも老舗の料理屋が減り、マンションがあちこちにできて無機質に変わってきていますが、地元の花屋として花と心を届けていきたいとですね。売上構成は切り花が大きく、土地がら善光寺さんしかりお寺さんにお供え物として納めることが多いですかね。向かいのホテル犀北館の宿泊客がお祝いプレゼントの花を買いに来られますし、新規マンションの住民さんも増えてきました。購買層は年輩者が多く、売上向上のためには新規で30代~40代の層へアプローチしていきたいですね、そのためにSNS活用しています。店も裏道に立地しているので気づかれないことがあって。」

街と一緒にお客様も変化していくのが常、ターゲットに認知されるためには、SNSは有効ですし、ブランディングは自信満々の鮮度持続特殊技法「湯上げ処理」でグ~、あとはお客様への直接的なサービスの〇×ですが、長年にわたり地元から頼られていることがもう強固な無形資産!、武田さんファミリー(4代目とご両親)の接客応対が気持ちよかったです。中心市街地をお花で賑わしてきた「花はタケダ」さん、畏敬をもって寄らせていただきます!案内人の小林さんははじめ女性参加者全員が花束を買われました。長崎さ~ん、男性向け?のブーケでしたね⤴。小林さん、立派でした!

花はタケダ | 武田花店|長野市 花屋 (hana-takeda.com)

 

【カフェLhasa】

カフェLhasaさんは、10年前に現在の場所へ越してきたそうで、以前は駅前で営業されていたそうです。ラサはチベット自治区の区都で政治と宗教の中心部であのエベレストもその自治区に位置しています。お店の看板メニューがヒマラヤンカレーですので、店主の矢野惠子さんはヒマラヤ山域を愛してやまないんでしょう!って勝手に想像力が働く。バンダナ巻で、チベット系のお顔立ちをされてますし、、、やっぱりね、トレッキング中に食べたスパイシーカレーに沼ってしまい、帰国して即効カレーを提供する側になってしまったそーです。激レアさんタイプです。また、広島カープの熱狂的なファンで、ファン寄合の場所となっています。カープと言えば、高橋慶彦、北別府、外木場ですよね?ってくすぐってみたら笑みが零れ落ちました。本人は水谷実雄が恋のドラフト1位だったそうです、カープ黄金時代の5番を打ち優勝にも貢献!衣笠→山本→水谷は最強のクリーンアップは破壊力がありました。

実は私もカレー好きのヒマラヤトレッカーでしたので、言葉を交じえなくともすぐにツーカーになって。メニューはシフォンケーキおすすめです、迷ったらこれいってください。もちろんヒマラヤカレーも珈琲付き950円、ベリグー!、食べてないけど。わたくし、すでにリピーターになってます。ライトな横浜ファンですが、はっぴ持ち込みで合戦しましょう!。そーそーSNSの話題ですが、矢野さんはSNSとか広告は自分のペースが崩されるから嫌なんですって。収益に振り回されるのではなくて、自分のスタイルを大切にされている、そうこなくっちゃ、初代山ガール、ハートも動かざること山の如しでした。新しいお客さんもちょいちょい来店されているそうです、「来ていただいたお客様を大事にするだけですー。」

しかし、案内人の小林さん、お店選びの選球眼がいいですね!

⻑野

 

【まちかど図書館ぼたん】

県⽴⼤学グローバルマネジメント学部の築⼭ゼミが主体となって運営する⼀箱本棚オーナー制度を使った「みんとしょ」の開店準備がすすんでいる。

築山ゼミの学生でもある小林さんが「みんとしょ」の立ち上げまでの活動内容とこれからの未来図について話してくれました。「かつては服飾系でボタンの専門店でしたが、その空店舗を利活用して売れ残ってしまったボタンの販売&図書館に姿を変えて再出発することになりました。いま取り組んでいることは大工さんにご指導を受けながら利便性の高い本棚をつくっていますが文系なのでちょっと大変なんですよー。街角に立地する図書館として、人が集い、人と人をつなげていける役割ができるような場所をつくっていきたいです!」

参加者のお一人が賛同してくれまして、店番やってもいいですよって手を挙げてくれました。また一人の輪が広がりましたね!よかったね。もちろん、スマホを使えばギネス級の速さで手入力していく学生さんたちのことですから、Hp、メルカリ運営、SMSはお手の物、お見事。

まちかど図書館ぼたん | (machinakabotan.com)

 

【居酒屋 はな村】

今日のまちあるき、ラストは「居酒屋はな村」さん。5坪のお店ですが、人気店を一人切り盛りするのは花村美津子さん、髪型がキュート!、まちなかのおばちゃんは洒落てます。

ご年齢はと聞いたところ、「そんなこと言えるわけね、お客さん来なくなっちゃう」って目が真面目だったからそこでツっこみは取りやめ。40年ほど昔から南石堂で「味花」というお店を旦那さんとされていて、いまの場所に移ってきたのはここ数年前とのことで、長年やってこらているのですからーと愛されてきたんですねーうなずけます。足が悪くなってからも里山をはい回って採ってくる山菜やきのこをお値打ち価格でお出ししている、この世代の女性のガッツさに自然と頭がさがります。巷で起こりうる「おい、持ってくるの遅い~クリスマスまで待たせる気か?」なんていうカスハラは××。客側もアホでは務まりません。あー旬のホタルイカの串刺し、食べたかった―!!てなことで、わたくしおふくろのようなおかみのいるこの店もリーピーターになります。

私:「SNSってご存じ?」

おかみさん:「エスエスス?」

私:「いや、なんでもないっす、いい雰囲気のお店ですね」

ここも、そんなWEBマーケティングはいらない!おかみさんのお人柄と料理、サービスのよさだけでお客様は自然に集まってきます。商圏の規模や業態によるけどそこまで費用と時間をかけてやってもあまり意味を持たない市場や環境があります。世間では、使い方を誤って、闇へ誘うダークなクソ輩もいますので、同時に受け手も情報を目利きできなくてはならないですね。大人もハニートラップに引っかからないようにしましょう笑

 

 

 

案内人の小林さん、感性がすんばらしい!まだ20歳なのに商いというくくりだけでなく何を大事にしなくてはならないかを理解しています。善良な投資家でもいいかも笑。わたくしずいぶん年上ですが、オジサンは頭がさがりました。今回のまちあるきは、ただのお店巡りではなくて示唆に富んだ内容で、人と料理のどっちもの美味が満載のまちあるきになりました。『 SNSに掲載されてこない街中の店にこそ穴場あり!』小林さん、大変お疲れさました、ベリーダンスでのご活躍を願っております。あーりがとさん!乱筆お許しください。

《 同行&記録 高野 》