REPORT

まちなか青空写真館

2020年6月20日

6月20日(土)10:00~12:00

参加人数:  3名

 

【案内人】
内山温那(うちやま はるな)フォトグラファー

【プロフィール】
ナノグラフィカ写真部所属。「かわいい」「おしゃれ」
という言葉に弱い。『街並み』撮影・執筆。育児日
記連載中。http://www.monzen-nagano.net

【コース案内】
まちなかのあちこちを背景に、みなさんのポートレイトを撮影します。見なれたまちに立っているはずなのに、なんだか旅に出たような気分になれる、そんな写真館を開店します。

 

【コース】
楽茶れんが館

新小路あたり···薄暗い抜け道やビタミンカラーの扉、小さな森の入り口で。

西町あたり···苔むす石積み、揺らぐのれん、古道具に囲まれて。

諏訪町、県町あたり···コーヒーショップ、れんがの建物、小さな鳥居の中で。


 

午前中は曇りの予報でしたが、まちあるき出発すると晴れ間が見えてきました。

今回のまちあるきは、案内人の写真家である内山さんと共に善光寺周辺の小路にて写真を撮ったり撮られたりするまちあるきとなりました。

まず出発して、お蕎麦屋さん藤木庵の隣の小路にて、古い家屋を背景に参加者の方々にモデルになってもらいながら、撮影を開始しました。

内山さんから、被写体の撮影の仕方を少しずつお聞きしながら、参加者の方々も続いて撮影していきます。

内山さんが撮影するのは、自然な風景を中心とした写真が多いとのことで、モデルになった参加者の方にも自然風なポーズを求めます。

 

写真を撮ったら、どんなふうに取れているか確認をさせてもらい。

レンズの特性をうまく利用して、背景などをぼかすなど撮影テクニックを教えていただきながら次の撮影ポイントに向かいます。

2カ所目は、集合場所であった楽茶れんが館のすぐ横の駐車場へ抜ける小路。

こちらは植木とれんがの塀が整備されて素敵な雰囲気のある小路です。

木陰と日差しを撮影し、光にメリハリのある写真を撮影することもできるとのことです。

 

撮影してもらった写真を確認させてもらいます。

 

お次はぱてぃお大門蔵庭内。
蔵は写真に映えるとのことで、結婚式の記念写真などでよく使われる植木などで緑をぼかして、奥の被写体に焦点を当てるという撮影の仕方を教えてもらいます。

皆さん最初は緊張しながらモデルに臨んでいます。

モデルの方に内山さんからポーズの支持があり、仲良く撮影してきます。

 

なんと私も、モデルとなり皆さんに撮影してもらうことに!
いきなりこんなにカメラを向けられて、めちゃくちゃ緊張します。

 

ちなみに内山さんに撮影していただいた写真がこちら。

風景を撮影するときも、縦と横をまっすぐに撮影することが基本だそうです。

旬花の3階建ての楼閣と左側のお茶室の風景を撮影する参加者さん。

また、ぱてぃお大門を東町へ抜ける小路も趣がある小路だったので、そこでも突如として撮影会に。

写真を撮られる側も段々慣れて、ポージングも自由度が広がりました。

旧まちあるきの集合場所、新小路にある東町ベースの入り口のところでも。

気分は自然ではありませんでしたが、自然感のあふれる素敵な写真を撮影していただきました。

こちらは、松葉谷家具店の裏庭にある蔵にて、旅の途中の一面のよう。

(雑誌でこういうの見たことある!)

 

参加者の方々で記念撮影です。にぎやかさと和やかさのある写真に仕上がっています!!

地域の人しか知らないような小路を進み、良さそうな雰囲気の場所があればそこでいきなり撮影会が開始します。
まさに自然のなかの「まちなか青空写真館」となりました。

 

鶴屋酒饅頭やさんの壁を「うろこ壁」と呼ぶそうで、そこでも道を挟んで撮影会に。

少し下って、本願寺別院に入るところにある脇道にて、植木(ハリエンジュ?)と共に撮影。

 

撮影する角度なども様になってきました。

本願寺別院を抜けて、一行は諏訪町方面へ。古い長屋が多く残る小路へ入っていきます。

 

古い長屋づくりの家屋が並ぶ小路では写真に残したい風景となる場所が多くあります。

 

普段歩いて通るだけの小路も、写真の撮り方によって、住んでるのに「行ってみたくなる街」に早変わり。

 

普段何でもない橙色の褪せた塗炭壁も珍しい写真スポットになってしまします。

 

撮影会をしながら進んでいくと、コースに予定はしていませんでしたが、豆暦さんにもお立ち寄り。

のれんをくぐる姿もパシャリ。

 

昨日の齋藤宮司さんのまちあるき中にも注目のあった「銀猫」さんでは、古道具を選ぶ姿でさえも、撮影のモデルとなりました。

 

 

 

 

栄町の石畳の繋がる小路にて、撮影。

遠近をぼかすテクニックで、ノスタルジックさの出る写真に。
プロのテクニックを感じます。

またまた昨日訪れた栄町の三峯神社のあるお宅のれんが塀でも。

映したいものと映したくないものを選んで、撮影することで風景の生活感を減らしながら自然な写真を撮影します。

撮影風景の様子も上達ぶりが感じられます。

和気あいあいと楽しみながら、様々な角度からも撮影を楽しみました。

 

 

終盤では日差しが厚く感じられるほど天気も良くなり、撮る方も撮られる方も撮影を楽しみながら、青空の元 案内人内山さんの   まちなか青空写真館が閉館となりました。