REPORT

もんぜんの和~見て、着て、楽しむ食めぐり~

2022年5月21日

12:30~14:30

参加者:5人

 

案内人:増田朱美
(和装着付講師・料理写真コーディネーター・長野県認定おもてなしマイスター・野菜ソムリエ)

【プロフィール】
長野県中野市出身・在住。高校卒業後、東京に進学し可能な限りの資格を取得する傍ら二条城前のホテルでアルバイト。成人式の振袖を誂えてもらったのをきっかけに着物に目覚め、呉服販売業へ就職。現在は着付講師業及び料理写真コーディネーターを中心に活動中。

 

【コース案内】
着物姿でそぞろ歩きが似合う「和」のおすすめスポット巡り。
まちなみ、台所用品、食べ物など、癒しが満載!
※お着物でご参加ください

 

【コース】

楽茶れんが館

オーロラキッチン

酒饅頭本舗つるや

すや亀

豆暦

善光寺宿坊 吉祥院

 


 

5月21日(土)12時30分〜
増田朱美さん(和装着付講師・料理写真コーディネーター・長野県認定おもてなしマイスター・野菜ソムリエ)の『もんぜんの和~見て、着て、楽しむ食めぐり~』を開催しました。

 

善光寺御開帳真っ只中! 大盛況の門前界隈をお着物で巡ります。

 

 
まずは緑が美しい蔵造りの商業施設「ぱてぃお大門」へ。
 

 
3月にオープンした「そば懐石 紡ぎ」のオーナーご夫婦とご挨拶。
 
こちらの女将さんは日常的にお着物で接客されています。
 
「うわぁ~!すてきですね!!」と参加者の方々の着物姿をたくさん褒めていただきました◎
 

 
続いて「ぱてぃお大門」の東裏手にある「オーロラキッチン」へ。
 
こちらは空き店舗だった商家をリノベしたお店。台所用品と民芸品を取り扱っていらっしゃり、増田さんいわく「観ているだけでほっとするお店」だとか。
 

 
つづいて東後町まで下り「酒饅頭本店つるや」へ。
 
江戸時代半ばに創業された善光寺門前おなじみの老舗です。
 

 
増田さんいわく「ふんわり、しっとり、やさしい姿の酒饅頭」を、お酒の香りがほのかに漂う店内で買い求めました。
 
本日1種類目のおやつをゲットです◎
 

 
西後町方面へさらに南下します。
 
人通りが多かった中央通りでもお着物姿は抜群に映えていました。
 

 
西後町到着。創業120年のお味噌屋さん「すや亀」へ。
 

 
青木社長が迎えてくださり、お店や町の成り立ち、変遷をお話ししてくださいました。
 

 
いただいた会社案内には「みそ造り、人づくり、幸福づくり」の文字が。
 
「スタッフの皆様のおもてなしの心がすばらしい」と増田さんもおっしゃっていましたが、マニュアル的な丁寧さではなく、ひとりひとりが考えるおもてなしを体現されていてとても居心地が良いお店なんですよね…
 

 
店舗西側のテラス席や、奥に通ずる青木社長ご自宅のお庭もご案内いただきました。
 

 
こちらも後々は開放スペースとして改修予定だとか。
 

 
立派なお庭です。
 
こんなお庭で食堂のお料理が楽しめたらたしかに素敵ですね。
 

 
店舗周辺もぐるっとご紹介いただきました。
 

 
裏手から見学できるのは、「すや亀」のロゴがあしらわれた特徴的なみそ蔵。
 
前手には桜の木が並び、春には満開の花が咲く名スポットです。
 

 
この下には八幡川が流れ、昔は川のほとりに水車小屋もあったそう。
 

 
毎年日除けになるくらい伸びて青々と葉を茂らせる桑の木の紹介も。
 
お店にまつわるさまざまなことをお話いただき、またあらためて「すや亀」に愛着がわきました。
 

 
「すや亀」から西町を通って北上します。
 

 
「豆暦」へ到着。
 
店名の「暦」が表す通り、季節を表現する和菓子が並んでいます。
 
こちらで最後のお茶席のお菓子をそれぞれ選びました。
 

 
西之門方面から宿坊通りへ移動します。
 

 
表参道は混むので、大本願を通らせていただきショートカット!
 

 
あっという間に仁王門付近に到着しました。
 
五色の旗がなびいています。御開帳仕様、きれいですね~
 

 
そして最終地点の善光寺宿坊「吉祥院」へ。
 
入口には看板も出していただいておりました。ありがとうございます!!
 

 
こちらで女将さんからお茶をいただきました。
 
お茶碗や掛け軸など、お道具ひとつひとつに想いや時節の妙が込められており、お茶だけでなく目や手触りや空気感まで楽しめたお茶席でした◎
 

 
印象的だったのは、増田さんや女将さんのちゃきちゃきした立ち振る舞いと、着なれているけどぱりっとしているお着物の着こなし方。
 
表現として合っているか分かりませんが、かっこいいと思いました。
 

(同行:大日方)