REPORT

古き良き未来地図旅行

2021年3月25日

案内人 鶴田智也(画家)トモヤアーツさん

プロフィール
松代生まれ
「優しさ、心地よさ、温かさ」をテーマに活動する。2012年、上千歳町にアトリエ「風の公園」を構える。オリジナルのライブペイント「キャンバスアニメーション」で韓国、マイアミ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンでのアートショーに出展。

コース案内
リノベーションされた建物を絵に書いて地図にまとめた「古き良き未来地図」。2012年4月に発行して以来、続刊2冊、4月には3回目の続刊が出る予定です。未来地図に描いた約80件の建物のいくつかを地図を片手に見て回ります。回る場所は当日、ビンゴマシーンで決めます。

?→?→?当日のおたのしみ!!

◆楽茶レンガ館 出発式

この冊子「古き良き未来地図」は今日の案内人の鶴田智也(TOMOYAARTS)さんが企画制作をして発行されたのですが、当初はお金もなくて四方八方に頭を下げまくりながら支援をうけてようやく出版にこぎつけられたとのことでした。ずいぶんとご苦労されたようです。

「鶴田:善光寺門前界隈の60軒ほどのリノベーションスポットを集めた「古き良き未来地図」の絵はですね、私が現地でほんとに取材をして描きました。横長の建物を狭い空白に入れこむのは大変だったんですが、魚眼レンズで撮影したものを絵におこすとかで工夫をしたんですよ。」

鶴田さんはどこかアラビック系の厚顔ですが、絵には人柄の良さがもろ滲みこんでいて、優、温かさを感じます。この絵のタッチが当時リノベーションとかいうなんやら聞いたイメージだけだと黒船が来たかって感じ?のところを柔らかく包んでくれた感がありました。また、それらの黒船物件を紙の上にひとつずつつなげてひとくくりにまとめられたということ、、実は長野市のリノベーション界(広報部門)の立役者の一人だったんですね!←だけどなぜそこまで強い思いがあって冊子をつくったのだろーか?←おいっ、そこ聞くの重要だろドアホ!!!

「鶴田:今日のコースは、あらかじめ決めてません!これから皆さんと行く場所を決めていきまーす」

「ジャジャーン、ビンゴマシーンを用意しました!」

「鶴田:それでは、みなさんお一人ずつビンゴを回していただいて、出た当たり目の場所に行きましょうー!」

お父さん、なかなか球が出てこなくていつまでやってんのって雰囲気が。そこで私は、お父さんゆっくり気長にやりましょうと声をかけました。←若い女性だけでなくて年配者にも優しく気遣える私!←なに自分を売り込んでんねん

てなことで、本日巡るルートが決定しました!

①OSTERIA  LA  TOSCA→②アソビズム横町LABO→③KANEMATU→④Gallery花蔵→⑤eyelash salon LIFE→⑥オープンアトリエ風の公園となった。

コースの途中で他に面白そうなところも地図に落としこんで出発進行!

◆OSTERIA LA TOSCA

最初の地点の「OSTERIA LA TOSCA」を攻略。《2004年 大正時代築?  製菓店→イタリアンレストラン&住居》

『旧繁華街に佇む本格イタリアンレストラン:あえて枕木や竹を使いレトロ感を出した店内では、イタリアで修行経験を持つ店主自ら塗った壁や猫の足跡が残る床を見るのも楽しい。門前で本格イタリアンが楽しめるとあって根強いファンを持つ』※古き良き未来地図参照

◆アソビズム横町LABO

第2通過地点の「アソビズム横町LABO」攻略 《2017年  昭和48年築   家具倉庫→LABO》

『子どもも大人もものづくりに親しむ場:3階建ての倉庫をゲーム制作会社のアソビズムが改装した。1階はガラス張りの戸口を全面開放できる半戸外のような空間で、奥にはカフェスペースがある。2、3階はものつくりのワークショップなど開催している』※古き良き未来地図参照

◆KANEMATU

第3通過地点の「KANEMATU」攻略。

『事業を始めたくなったら訪れるべし何でも揃う「知」のデパート:建築士、デザイナー、編集者の7名からスタートしたシェアオフィス。3棟の蔵が1階の平屋でつながる広大な建物をあるものを活用しながら改装している様子は全国各地から視察が訪れるほど。1階にカフェと古書店があるので気軽に立ち寄れる』※古き良き未来地図参照

多目的スペースで展示中。←誰のなんという作品かって? えっー!!とそこを突くかあ~←適トーな取材力

◆ギャラリー花蔵

第4通過地点の「ギャラリー花蔵」攻略 《2010年 明治37年築 酒店蔵→多目的スペースギャラリーオフィス》

高校生作品の展示会中でした。←えっ!なんの展示会なのかって? なぬ、またまたそこ辺を突いてきたかっ

『元酒店店主夫妻の心意気と学生の力でよみがえった蔵:夫妻がかつて酒店の倉庫として使っていた土蔵の再生を「team HACILA」に依頼したのが2008年のこと。当時信州大学工学部建築学科に在籍した学生15人からなるメンバーが学業と並行しながら2年をかけて完成させた。蔵に眠っていたものを2階の酒商ミニ博物館に展示し、1階では演劇やライブ、ケータリングを利用した食事会も催される。』※古き良き未来地図参照

eyelash salon LIFE

第5通過地点の「eyelash salon LIFE」攻略。《2017年 マッサージ店→まつ毛エクステサロン」

『やさしい雰囲気のサロンで大人っぽい上品まつ毛に:まつ毛エクステンションの完全予約サロン。自然素材をア要した店内は落ち着いた雰囲気。大人の女性がコアターゲットで上品なまつ毛エクステを提案している。』

オープンアトリエ風の公園

最終地点の案内人のアトリエ「オープンアトリエ風の公園」に無事到着。これにて本日のルートのすべてを踏破。

『トモヤアーツとデザイン事務所が構えたオープンアトリエ。年に数回の企画展のほか、通年緒お絵描き教室やワークショップ等も行う。』※古き良き未来地図参照

参加者さんの多くは今回のまちあるき企画への関心が強く、リノベーション物件をぜひぜひ見たいことが参加動機ではなかったのですが、だんだんとリノベ物件や遊休不動産の活用に関心が寄ってきました!

↑「ボイル高野(ゆでたかの氏公認):今日は皆さんフィールドワークに頑張ってついてこられましたので全員A+で合格です!前期リノベーション課程Ⅰの単位を差し上げますー。」←おまえは今度は大学教授になったんか?

皆さまどーもお疲れさまでした。