REPORT

学生がとけこむまち

2020年1月19日

1月18日(土) 13:30~15:30

参加人数: 3名

【案内人】西澤敏輝(にしざわ としき)休学生活を送る大学生

【プロフィール】
信州新町出身。大学ではアメリカ・イギリスの文学と映画を専攻。出張コーヒー屋「ボヘミアン珈琲」として県内各所を回ったり、空き家を活用したコミュニティスペース「ロッピキ」の運営をしたりする。

【コース案内】
善光寺門前はこの半年くらいでぐっと距離が縮まったエリア。僕自身、大学の仲間とカフェを始めたり、友達がお店や学生の拠点づくりをしたりと、学生の活動がきっかけでまちに足を運ぶようになりました。時計の針をちょっともどして学生目線のまち歩きしませんか?

【コース】

楽茶れんが館

まるえいラボ···建築学科の学生が、ギャラリー兼アトリエだったビルを活用して「学生がまちに展開していくための拠点」を創作中。

古着屋TRIANGLE···大学生3人が営む、新しいスタイルの古着屋さん。お店の洋服はすべて〇〇なもの。

tsunagno···若者と地域を「つなぐ」コミュニティカフェ。若者に聞く「もんぜんってどんなまち?」

ナノグラフィカ···喫茶室、編集室、ギャラリーと3つの顔をもつ空間。このまち歩きを企画する増澤さん(「たまちゃん」)が運営するこの場所は、長年地域から愛されている場所。案内人が週に1日カフェを開いています。もんぜんまちについて、カフェをやってみて感じることをお話しします。


まずは、信州大学工学部の学生有志が運営する「まるえいラボ」を目指して出発。心配された天候にも恵まれ、「まちあるき」日和になりました。

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「まるえいラボ」に到着。金工家の角居康宏さんがアトリエ兼ギャラリー「原風舎」として使用していたビルです。「原風舎」には、以前のまちあるきでお伺いしましたが、どんな変化が起きているか楽しみです。

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「まるえいラボ」運営メンバーの須藤さん(信州大学工学部4年生)からスペース運営の現状をお聞きしました。

「信州大学工学部の学生が善光寺界隈に来るための拠点づくり」、「学生がやりたいことを実現するイベントスペース」、「建築学科の学生が設計を行うための場所づくり」の3点をこのスペースで行っていきたいとのこと。

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続いて、表権堂にある蔵群をリノベーションした複合施設「OPEN」にある長野県立大学の3人の学生が運営する古着屋「TRIANGLE」へ。

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「TRIANGLE」の青木さん(長野県立大学2年生)から独自の運営方法等をうかがいました。扱う古着は全て寄付によるものだそう。お店の活動により、地域との繋がりが深まっていることに手ごたえを感じているそうで、今後はオリジナル・ブランドの立ち上げ等にも挑戦していきたいと意欲的に語ってくださいました。

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中央通りに移動し、コワーキングスペース「CREEKS」が行政・地元企業・地域と協力して若者のために設けたフリースペース「tsunagno」へ。

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なんと25歳以下は無料!で使える「tsunagno」。その名の通り、若者と地域を繋ぐイベントを数多く行っていますが、「さらに多くの方に知ってもらえるように広報に力を入れていきたい」と語るスタッフの栗原さん。

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再び中央通りを北上し、最後の目的地である西町の「ナノグラフィカ」へ向かいます。

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まちあるきの最後は「ナノグラフィカ」で毎週土曜日に行っているイベント「Earth Village」に伺いました。案内人の西澤さんも参加する信州大学と長野県立大学によるカフェ営業の試みです。丸山珈琲と中野西高校(運営メンバーの出身校だそう)がコラボレーションして作られたオリジナルブレンドコーヒーをいただきながら、西澤さんの多様な活動をお聞きするとともに、今日のまちあるきを振り返りました。

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今回のまちあるきで案内人の西澤さんと各訪問先の皆さんが強調していたのが「地域や人との繋がりの大切さ」。行動する若者とそれをサポートする地域住民や大人の存在が善光寺門前の新たな魅力を生み出している現状を感じることが出来たまちあるきでした。

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