REPORT

長野の酒器と日本酒と

2017年10月20日

15:00~18:00

 

参加者:3人

 

【案内人】宮入章

みやいり美容院

 

【プロフィール】

善光寺門前東之門町で生まれ育ち、昭和七年開業の三代目を務めています。

和の趣が好きで、ことに着物と日本酒が大好きです。

 

【コース案内】

ひまなとき、善光寺門前をぶらぶら散歩しています。

日本酒と着物が大好きなので、着物を着てぶらぶら散歩しながら

酒器と長野の地酒を愛でたいと思います。

※できるだけ着物でご参加ください

 

【コース】

東町ベース

みやいり美容院

昭和7年開業の美容院です。

しずかな路地で、四季折々の音を聞きながら

髪を切らせてもらっています。

十二天

すてきなご夫婦が営む雑貨店。

歴史を感じさせる家屋に和の趣の作品が並んでいます。

cublue キュブルー

四角と青をコンセプトに大人の扱う雑貨とフェアトレードのお店。

長野の若手の作家さんの作品が並んでいます。

高野酒店

近年評価の高い長野県の地酒を扱うお店。

若手の醸すすてきな銘柄が並んでいます。

居酒屋べじた坊

県内外の銘酒と家庭料理で迎えてくれるお店。

ゆるゆる日本酒を酌みながら締めましょう。

 


 

集合場所の東町ベースを出発したら北に登り、

案内人である宮入さんがオーナーである「みやいり美容院」へ。

もともとの建物の歴史や、

みやいり美容院の歴史を今に語り続ける時計の話など、

とても丁寧にこの場所があり続けていると感じさせてくれました。

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表参道を南に下り「十二天」へ。

店内を賑やかに彩る様々な雑貨に一同興奮。新しいものだけでなく、

古いものも扱う十二天さん。

それらの使い方も本来の用途にとらわれず、巧みで美しさが際立っていました。

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少しだけ足を伸ばした先の「Cublue」が次の訪問場所。

紹介していただいたのは、Cublueのキーワードである“青”が引き立つ器。

日本酒と肴にとても合いそうなものばかり。

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さらに南に下り「高野酒店」に。

二つの日本酒の違いを飲み比べ。

高野さんより日本酒が出来上がるまでの工程や保存方法、現在の製造背景など、

事細かにお話を聞かせていただくことができました。

けど、ちびちびと飲みながらだったので、ほんのり酔い始める方も。。。

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最後は「居酒屋べじた坊」で日本酒とお料理を楽しむ会。

なんとここで飯山の北光政宗の蔵元である、村松さんが登場!

 

作り手の説明を聞きながらお酒を飲み比べるという、なんとも贅沢な時間。

日本酒の味と地域や食事との関連性、蔵元事情など、

多岐にわたり質問や意見が飛び交い、

美味しい食事とともに時間を忘れるほどの宴になりました。

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着物を着こなしている姿や、美容院の調度品、

そして日本酒のことを語る宮入さん。

随所に「和」を重んじているように感じました。

 

そして何よりそれらが「好き」という想いが、真っ直ぐに伝わってくるまち歩きでした。

当たり前になってしまっている身の回りの「和」を見直すキッカケにもなったかもしれません。

 

(受付・同行・撮影 高島)