門前珈琲豆巡り
2019年3月15日
10:00~12:00
参加者: 9人
【案内人】
高城晃(グラフィックデザイナー)
【プロフィール】
善光寺門前を拠点に主に広告デザインの制作などを手がける。「門前山カフェ」の案内人として月一で門前界隈の里山歩きもしています。
【コース案内】
長野にも自家焙煎の珈琲を出すお店が増えました。
珈琲を毎日口にする人もたまの休みにゆっくり楽しむ人も、門前界隈に点在する様々な珈琲屋さんを渡り歩いて一緒に豆巡りしてみましょう。
【コース】
東町ベース
↓
ヤマとカワ珈琲店
細い路地を抜けた場所にふと現れる築80年の味わい深い古民家をリノベーションした珈琲豆の販売専門店。
↓
Foret coffee
中央通り沿いにあるスペシャルティコーヒー自家焙煎のお店。明るい店内の壁に飾られたアート作品を楽しめます。
↓
平野珈琲
店内に入ると大きな焙煎機が目を引きます。古民家をリノベーションした居心地の良い落ち着いた雰囲気のお店。
↓
C.H.P.COFFEE
東町のKANEMATSUに今年1月にオープンした自家焙煎珈琲のお店。温かな雰囲気の広い空間でゆっくり珈琲を味わえます。
門前にある「自家焙煎の珈琲を出すお店」をめぐる今回のまちあるき。案内人の高城さんは、ナノグラフィカで毎月、近所の里山に登って山頂で珈琲を楽しむ「山カフェ」も企画しています。
せっかくなので、ということで本日も「珈琲」と一緒に「歩く」ことも楽しめるよう路地裏を歩きながらそれぞれのお店を目指します。
権堂の柳町通りの路地を入ったところ。
長野松竹相生座・ロキシーのちょうど裏側を通ります。
さらにその道を進んでいくと、
あった!
見えてきました。「ヤマとカワ珈琲店」。
築80年の古民家をリノベーションし、2014年3月から営業している自家焙煎珈琲豆の販売専門店です。
店主の川下さん。
販売している豆は全8種類。3カ月に1度、シーズンブレンドも登場。
焙煎機「FUJI Royal」。
豆のセレクト、焙煎加減、自分のコンディションはもとより、パーツのこまめな掃除などメンテナンスでも味は変わるとか。
二軒目の「Foret coffee」へ。
こちらは中央通り沿いにあるお店。
北石堂町から昨年6月に移転してこちらで営業されています。
店内に掲げられているのはお店のテーマでもある「GOOD TIME」というフレーズ。自然の中で珈琲を飲むのが好きな店主・松澤さんの「訪れる人にも木陰で一休みしているような心地よい時間を過ごしてほしい」という想いが込められています。
販売しているのは豆の産地が異なる「スペシャリティコーヒー」。
市場の珈琲豆のなかで「スペシャリティコーヒー」と呼ばれる豆は上位5%ほどの割合。豆の栽培から皮を剥いて生豆として卸されるまでの過程がすべて透明化されています。
「珈琲豆はもともとフルーツ」と、店主の松澤さん。
フルーティーな味わいが楽しめる4種の豆と、ビター系な2種の豆を販売しています。
喫茶スペースでしばし珈琲を楽しみ、三軒目の「平野珈琲」へ。
「平野珈琲」の店主・平野さんのパートナーである飯室さんが切り盛りするゲストハウス「1166バックパッカーズ」の前も通過しました。
「平野珈琲」に到着。
2016年の大みそかに立町にオープンしました。
ジャズが静かに流れる店内で試飲の珈琲を。
「ショコラモカブレンド」。それはそれはよい香りで思わず笑みがこぼれました。
カウンター奥にあるのは「ヤマとカワ珈琲店」と同じ焙煎機「FUJI Royal」。
「焙煎は朝してます。なんとなく朝のほうが仕上がりがいいんですよね」と平野さん。
もともと北海道で珈琲のお店をしており、長野に移住後もそのお店に豆を卸したりもしているとか。種類は固定せず季節ごとに変化をつけて販売。
平野さんの口調がとにかく穏やかなのでうっかりくつろぎモードになってしまいました。(のため、メモが少なめ…)
そしてそれぞれ気になった豆を購入しました。
左手前に移るのは夏になるとアイスコーヒーの抽出で活躍する機械。
いい香り。
ゆっくりできそうな二階席も。
こんなに素敵な空間になるなんてリノベーションってやっぱりセンスね~と参加者の方がつぶやいてました。
一階には本コーナーもあります。最高。
四軒目「C.H.P COFFEE」へ。
東町のカネマツ入口に今年1月12日にオープンしたお店です。
カウンター奥にある焙煎機は「ワイルド珈琲」。
朝と夕方、20分間くらいの焙煎を計8回行っているそうです。
店主の菅さん。
現在、店頭販売しているのは産地のことなる豆をブレンドした6種類。
飽きられないように季節ごとなどその都度バリエーションは変わっていくそうです。
最後にまたそれぞれ珈琲を注文して、味わいを楽しみました。
ちなみにそれぞれのお店でいろいろ撮りましたが、珈琲の写真が残念すぎる結果となりました。汗 味や香りを届けられないならせめて美味しそうな湯気だけでもと思いましたが、湯気って案外映らないものですね。
路地と珈琲を楽しんだ今回のまちあるき。参加者の方もおっしゃってましたが、お店ごと流れている音楽も全然違ってそれもまた楽しめました。
歩いて味わって音楽に浸りながら、それぞれの場面に流れていた「時間」を楽しめたまちあるきでした。
(同行:大日方)
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