街ブラ昼飲み
2018年7月30日
15:00~17:30
参加者: 6 人
【案内人】堀内宗喜
【プロフィール】
2002年に交通事故で四肢麻痺の障害を受傷。2016年頃に単独で動けるような車椅子に出会い、以降、長野市街地を頻繁に散策。魅力的な店舗を捜し求めてお店に一人で突撃。車椅子で気兼ねなく入れるお店が増えることを夢見て日々街を歩く。
【コース案内】
たまの休日、街中で昼からお酒を飲んでみるのも乙なもの。行く店にあるのは昼間から堂々とお酒を飲める「昼飲みのアタリマエ」。今、門前にもそんなお店が増えてきています。そんな昼飲みができる場所にGO!
【コース】
東町ベース
↓
はっぱカフェ(もりたろう)
障害者支援をしている法人の運営する欧風料理屋。日中は稼動することが少ない宴会場を使って「昼飲み専門店」として稼動し始めました。カフェですが提供するのはほぼお酒です。(300円/杯~)
↓
タコとハイボール
提供してくれるのはほぼタコ(主にたこ焼き)とハイボールというかなり尖ったお店。狭い立ち飲み屋なので、一人で飲んでいてもその場が盛り上がっていれば楽しい雰囲気の中飲むこともできます。(380円/杯~)
↓
天ぷらと寿司18坪
立ち呑み屋ながら高級感が漂うお店。値段もそれなりの設定ですが味はそれ以上です。長野駅のロータリー沿いという立地なので「美味しいものを食べながら軽く一杯飲んで帰ろう」というニーズにジャストフィット。(380円/杯~)
↓
信州くらうど発酵バー醸
駅ナカはミドリ2階にあり様々な日本酒を取り揃えるお店。飲み比べをしたいという方のために日本酒三種類を選んでお猪口一杯ずつ飲める「飲み比べセット」もあり。(350円/杯~)
午前中の一降りで暑さが和らいだ当日。
「ぱてぃお大門」内にある「はっぱカフェ(もりたろう)」から昼飲みをスタートです。
「カフェ」という名は付いているけど、堀内さんいわく「昼飲み専門店」のこちら。店内に入ると正面カウンターにずらりと並んだお酒が迎えてくれました。
お手頃価格で種類もこんなに豊富。
それぞれが思い思いの一杯を選んで
乾杯!!!
冷えたお酒がごくりと喉を通過すると、さっそく歓談がはじまりました。
今日お集まりの皆さんは近隣の方が多い模様。
飲むのが好きな人、県外の友人を案内したくて下調べて参加した人、きっかけのなかったお店に入ってみたくて参加した人。
いろいろな目的の方がいらっしゃいます。
早速宴もたけなわですが「あと10分で次のお店に行きますよ~」と堀内さん。
それに対し、早くも「もうここでずっと飲んでいたい」と、どこからともなく沸きあがる声。いやいや、みなさん、まだ一軒目です(笑)
今日のコースは門前から駅前まで下り坂なので移動も楽ちん。
「ゆっくりこぐ自転車くらいの速さまで出る」という堀内さんの車椅子なんてあっという間に坂を下っていきます。
途中でちょっと寄り道。「丸本洋酒店」さんにお邪魔しました。
お酒関連のまちあるきでは何度も登場しているこちらのお店。
店内はおかみさんいわく「お酒でお探しのものがあったら何かしらのヒントは見つかる」という圧倒的な品揃えです。
「昔の映画観てても、お酒が出てくると気になっちゃって。途中からストーリーが分からなくなっちゃうのね」とおかみさん。奥で微笑む大将ともどもあまり飲めない性質なんだそうですが、お酒への好奇心と探究心が話の端々からうかがえました。突然伺ったのに全員にウーロン茶を振舞ってくださるお気遣いも。
2軒目、「タコとハイボール」到着。
迎えてくれたのはお店のマドンナ「ちーちゃん」と、
コーラは22杯飲める「なおや」さん。
サイコロを2個振って、2個とも同じ数字(ぞろ目)が出たらドリンクが100円になる「チンチロチャレンジ」なるものがあるそうで。
さっそくみんなでチャレンジです。
※ぞろ目が出なかった場合はハイボールのメガサイズを注文
結果はまさかの6人連続敗退!
でも最後のひとりで
出ました!ぞろ目~!!!(一同大盛り上がり)
ということで、気持ちよくメガハイボールで乾杯です。
勢いづいた一同。
ロシアンたこ焼きもいってみよう!
8個中1個が激辛デスソース入りです。
(デスソース入りの個数は自由に選べます)
小窓からじっと焼き上がりのゆくえを見守る同行スタッフ、岡村さん、笠井さん。前に出すぎずほろ酔い一同をそっと見守る縁の下の力持ち。
さぁ、できあがりました。
みなさんおひとつずつどうぞ。
こんな時だけ、縁の下の力持ちにロシアンたこ焼きを薦める一同。容赦なし!
「いや、見てたからどれに入ってるか分かっちゃっておもしろくないっすよ」と全力で拒否する笠井氏。に対し、「盛り付けのときに混ぜたんでわからないはずです」と自信満々の店員なおやさん。
結局押し切って食べてもらうことになりました。
味見の掛け声は「いっせーのーでっ!」
中が熱々なので、熱いか辛いか判断できずにハフハフ食べる一同。
しばし静寂につつまれます。
あれ、、、?もしかしてみんな大丈夫?
と思いきや、小窓の外でひとり悶絶している人がいました。
岡村さん、当たりです。(※その奥でめっちゃ笑顔で撮影する笠井さん)
その後は通常メニューを楽しみました。
こちらが堀内さんおすすめの一品「ふわトロたこ焼き」。
卵ふわっふわ。チーズとろ~り。マヨネーズたっぷり。見ただけ分かる絶対美味しいやつ。
お出汁につけて食べるたこ焼きも。
大いに盛り上がって、まだ2軒残して17:30。
早足で次のお店「天ぷらと寿司18坪」へ。大将にお話を伺いました。
メニューのお話を伺って一同気になったのが「いくらの天ぷら」。
そのまま揚げると固くなってしまうのでシャリで包んで揚げたものだそうで、美味しそう。残念ながら今日はお話を伺う予定だけだったので、後ろ髪を引かれる思いでお店を後にしました。時間がいくらあっても足りません!
終着点はMIDORI店内の「信州くらうど発酵バー醸」。
立ち飲みで長野県内のさまざまなお酒が楽しめます。
人気なのは「日本酒利き酒セット(おつまみ小鉢付)」。
お客さんで賑わっていたので店内写真は撮れなかったのですが、ハッピーな一行は同席した旅行者とも盛り上がっていました。
「楽しい楽しい」と口々におっしゃっていたみなさん。
やっぱり飲み歩きのまちあるきは間違いないです。
集まるみなさんもとにかく明るくて気遣いができるひとばかりなんですよね。
立ち寄ったお店の方々も含めて、お酒を楽しく飲める人の共通点を垣間見た気がしました。
(同行:大日方)
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