REPORT

覗き見!TV番組のロケハン

2022年3月19日

10:00~12:00

参加者:11人

 

案内人:ワカバヤシヒロアキ(テレビ番組のディレクター)

 

【プロフィール】
大阪府出身、長野市在住。県内のテレビ局で番組作りをしています。「駅前テレビ」「信大OB佐藤二朗がまつもとを歩いてみた」「ど~ゆ~の?信州」「木曽馬と生きる」など制作。

 

【コース案内】
“ロケハン”とは取材の下見とのこと。もうすぐ始まる御開帳で、門前町はますます注目され、テレビで取り上げられる機会が増えてくるはず。
番組作りを仕事にしている僕は、当然“ロケハン”をしなくてはなりません。普段は一人でやっていますが、せっかくですし皆さんも同行してみませんか?

 

【コース】

当日のお楽しみ!

 


 

ながの門前まちあるき、本日のコースは「覗き見!TV番組のロケハン」。

案内人は「テレビ番組ディレクター」のワカバヤシヒロアキさん。

御開帳を目前に控え、ますます注目度が上がっている「善光寺門前」エリアを、本物の番組制作の“ロケハン”さながらにあるきます。

 

出発前にワカバヤシさんから、自作の資料で本日の“ロケハン”設定の説明が。

(テレビ番組のカンペっぽい…!)

 

 

善光寺御開帳を踏まえた架空の「善光寺門前ぶらり旅」番組を作るとしたら、どんなお店や場所をどんな視点で紹介しますか?

想定する視聴者は「北陸新幹線」沿線エリアの方々。

マニアックすぎてもいけないし、定番すぎても退屈な番組に。

そんなことを踏まえつつ、いざスタートです!

 

 

参加者の方々からの口コミ情報も取り入れつつ、まずロケハン一ヵ所目は「八幡屋磯五郎」へ。

定番中の定番のお店ですが、このたびの御開帳に合わせて七味唐辛子の調合スペースを増設したとか。

 

 

「ちょっと知ってる」×「知らなかった!」の絶妙なさじ加減が、見ていて楽しめる番組のコツらしいです。

お店前では本物の番組収録にも遭遇!(写真左手がキャイーンの天野ひろゆき氏)

 

 

仲見世通りも、ちょっと見ない間に新しいお店がたくさん増えていました。

「いづみや民芸」はちょうどオープン当日(10分前)。

 

 

パワースポットらしい、石畳のハートの模様。

 

 

ちびっこに大人気「すみっコぐらし」のベビーカステラ屋さんの前には長蛇の列もできていました。

 

 

大勧進。

土日の午前中に営業している「薬膳粥Shijima」も気になります。

 

 

本堂横には御開帳用の販売所がコンテナで増設されていました。

 

 

「牛にひかれて善光寺」。裏手にある牛のモニュメント。

 

 

「善子」さんと「光子」さん。

森永乳業寄贈と右下の看板に記されています。

 

 

さらに裏手に行くと「花霊碑」なるものも 。

生け花に用いられた花の供養をするため、善光寺近郷の華道関係者によって作られた昭和12年に建立された慰霊碑だそうです。

お隣には、送り先も送り主にも届けられない「迷子郵便」の慰霊碑も。

お花や郵便物の慰霊碑があるなんて、善光寺さんは本当に間口が広い…

「この慰霊碑をモザイクにして、なんの碑かクイズにしてもおもしろそうですね」とワカバヤシさん。

たしかに!!

 

 

善光寺の西側の道を南下して西之門町へ。

良く見ると道端のお宅の植栽も気になりました。

 

 

「ここ、おいしいのよ!」と、参加者同意多数で和菓子の「喜世栄」へ寄り道。

(大人数で眺めていたので、お店の方が慌てて看板を出してくださった)

 

 

西之門町のナノグラフィカ前を通り過ぎて、新しくオープンした「仔猫のお道具箱」へ。

 

 

若穂で展開されている「ねこポポ」グループの系列店。

 

 

古道具や和布の手作り小物、お菓子なども並んでいました。

 

 

桜枝町のuminatsu coffee(ウミナツコーヒー)開店予定の建物も見学◎

 

 

ぐるっと歩いて、宿坊通りを南下。

宿坊通りは絵になるので、ぶらり風景で押さえておきたいですね。

 

 

西宮神社脇の路地を抜けて、ワカバヤシさんが前から気になっていたという「みちくさ研究所」へ。

 

 

店主のけいこさんがニコニコ笑顔で迎えてくれました◎

店内には手作りのリネン小物がずらり。ブックカバーやトレイなど、参加者の方も思わず購入していました。

ちなみに看板に使われている鉄材は古道具屋さんで購入した「ミシン機のいらない場所(?)」らしいです。

 

 

大門町まで戻って、最後に「パティスリーHEIGORO」へ。

 

 

パティシエの独立で一時お休みされていましたが、一昨日再オープンしたらしいです。

 

 

この世界観がやっぱりすてき◎

 

 

いつもとちょっと角度を増やして

「自分の興味×ほかの人がどうやったら楽しんで観てくれるか」を考えながら歩く、新感覚のまちあるきになりました。

 

(同行:大日方)

 

 

出逢いが生まれるパワースポット巡り

2022年3月18日

10:00~12:00

参加者:7人

 

案内人:ナカノヒトミ(ライター/シンカイスタッフ)

 

【プロフィール】
1990年長野県佐久市出身。
2017年よりフリーライターとして活動開始。どこでも地元メディア「ジモコロ」などウェブメディアを中心に執筆を行う。2018年4月に雑貨屋「シンカイ」に携わるようになり、佐久市から長野市に引っ越す。2020年に出産し子育て&仕事の日々。

 

 

【コース案内】

門前エリアに生息しはじめて5年目。
雑貨屋「シンカイ」を軸に、昔の街を知る地元の人や、アイデア溢れる学生の子たち、もはや地元民よりも地域に詳しい移住者の方などたくさんのつながりが生まれました。
そんな出会いが生まれ、行けばパワーをもらえる人や場所を紹介させてください(途中、思わぬ寄り道もするかも?)!

 

【コース】

楽茶れんが館

MADO
後町に2022年1月にオープンした、訪れる人同士の交流を大切にする「仕事場としても利用できるコミュニティスペース」。4月オープン予定の複合施設「R-DEPOT」内にあります。
古着屋TRIANGLE
長野県立大生3人が営む権堂にある古着屋。
取り扱う古着の仕入れ先は、地域のおじいちゃんおばあちゃんたち。懐かしくて新しいラインナップは眺めているだけでも楽しい!
きっと、春服を探してみたくなちゃうはずです。
善光寺東参道
善光寺仁王門から長野電鉄「善光寺下駅」へと続く西参道。かつてはここには暮らしに欠かせない商店が軒を連ね、賑やかな風景が広がっていたのだそう。近所のおばあちゃんから聞いた町の暮らしを一緒に想像しながら歩きましょう!
シンカイ
金物屋から学生の秘密基地を経て雑貨屋(だったりお土産屋だったり)へと形を変えたのは5年前のこと。和・洋・中と様々な味のおやきを食べながら、築120年弱のシンカイの歴史をお話しさせてください!※実費必要

 


 

本日のコースは「出逢いが生まれるパワースポット巡り」。

案内人はライターやシンカイスタッフとして活動されているナカノヒトミさん。

ナカノさんがお仕事や門前での暮らしで日ごろからつながりを持っている「出逢いが生まれ、行けばパワーがもらえる場所」を案内していただきます。

 

参加者の方の飴ちゃん配りで和やかにスタート。

 

 

いざ出発。

まずはれんが館から南下して西後町方面へ。

 

 

6月にグランドオープンを控えた「R-DEPOT」到着。

旧NTT公社の建物をリノベした「移住者・創業者が集える新拠点」で、コース1ヵ所目の「MADO」はその2階の一角にあります。

 

 

MADOは、ナカノさんも所属する編集チーム「Huuuu」が手掛ける「刺激・雑談・本に出合える、みんなの仕事場」。

昨年11月にプレオープンし、来月4月にグランドオープンを迎えるとか。

 

 

本日の参加者の方々はほぼ「初めて知った!」という方ばかり。

パンフレットの説明文を改めて読み返して興味津々でさっそく2階へ上がります。

 

 

ふんわり香る木の香りに誘われて、おじゃまします!

 

 

迎えてくれたのは、MADOのコミュニティオーガナイザー・くわはらえりさん。

MADOのパンフレットや、関連するコンテンツのステッカーを配って迎えてくださいました。

 

 

う、うれしい…

 

 

文字があると気軽に読み返せて分かりやすいですよね。

 

 

スペースの一角にある本棚には、背表紙だけで興味をそそるおもしろそうな本もたくさん。

 

 

ビルの一室とは思えないほど柔らかい空間ですが、

一般的なビニールやパネル素材だった床や天井に木を敷き詰めた施工はナカノさんの旦那さんが担当されたとか。

 

 

盛り上がる一行。

 

 

Huuuのメンバーが全国を取材で回る中で出会ったおすすめの商品もこの一角で購入可能◎

フルラインナップは後程伺う「シンカイ」にあるそうです。

 

 

権堂アーケードを通って次のコースへ。

 

 

パブリックスペースOPENの一角にある「古着屋TRIANGLE」到着。

 

 

2019年8月に、当時長野県立大生だった3人のメンバーで立ち上げられた古着屋さん。

 

 

店内の商品は、地域のご年配の方々が「もう着ないから」と持て余していた服がほとんど。

そんな服を世代の離れた方々がお客さんとして購入し、新しい感覚で着こなしているとか。

…全員がうれしい最高なシステム。

 

 

権堂アーケードから北上し、善光寺東参道へ。

道すがらのお店紹介や、ナカノさんの生活エピソードなども交えながら各々キョロキョロしながらお散歩しました。

 

 

伊勢町包子が超絶おいしそうでしたが、これからおやきを食べるので我慢しました。

 

 

レトロな顔をした建物もあちらこちらにあって、改めて見直してみると楽しいですね。

 

 

最終地点の「シンカイ」へ。

もともとは二人の信大生が、空き家だった金物店を住みながらリノベして住居兼コミュニティスペースのようなかんじで開放されていた場所でしたが、2018年6月からは全国のあまり知られていない良品が購入できる「やってこ!シンカイ」として運営されています。

 

 

店内には、運営元のHuuuメンバーが取材先の全国で出会った「まだあまり知られていない良品」がずらり。

 

 

今日何度目かの興味津々。

 

 

お茶を出してくださった(顔が映ってませんが)店長の長崎さん。

これがまたおいしいお茶でした。

 

 

そして信濃町の「OYAKI CLUB」さんが手掛けるおやきをみんなで注文。

 

 

本日の一番人気は「中華」。

次いでイタリアや、隠れメニューの「ドイツ」も手が上がりました。

 

 

途中から親戚の家にいるような感覚でくつろいだ気分になっておやきを堪能したのでその後の写真は撮っていません。(←)

 

今日ナカノさんにご紹介いただいた場所は、どこも行け行けゴーゴーではなく人との出会いや自分の中にわいてくるパワーがじんわり染み入ってくるかんじで心地よかったです◎

 

(同行:大日方)

 

 

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